韓国の大学院で日本語学・教育学を勉強する理由
なんで韓国で日本語を勉強するの?日本語学や教育学ぶなら日本が一番じゃないって思いますよね。よく、韓国で出会った方々に何勉強してるの?って聞かれて日本語学と教育学ですって答えると、面白いねとか、なんで日本で勉強しないの?っていつも言われます。私なりに理由があるんです。実を言うと、私も日本で大学院行きたかったんです。でも、できなかったんです。韓国で国語国文学科(韓国語学+韓国文学)を卒業して最初は就職と大学院進学で悩んで日本に帰国しました。日本の大学院を調べてみると、専攻と関連した学士論文の提出が必要だったんです。私の専攻は韓国語だったし、なにしろ私の大学は学士論文を書く必要がなかったので私は学士論文を書いてないんです。それで、早く大学院に行きたくて、また韓国に戻ることになりました。でも、よく考えてみると、これはこれで良い決断だったと思います。特に、日本語教育を学ぶ上では、学習者からの視点で見ていく必要があるからです。私の研究室には、ほとんどが韓国人で中国人もいます。(もちろん日本人もいます)さらには、私の指導教授も韓国人です。皆、日本語を1から学んできた方々なので、学習者の声を常に聞きながら学ぶことができます。なので、結果的に韓国で日本語を勉強することに後悔はしていません。でも、大学院卒業したら韓国にはもうこれ以上住まないです(笑)英語圏の国で博士の勉強をするか、仕事をしたいと思って現在は、英語の試験勉強中です。