―本日はどうぞ宜しくお願いします。まず本作『アイリス』にご出演なさろうとした決め手は何でしたか?
この作品は、ドラマとしては制作費がかかったブロックバスターで、ドラマのテーマも、今まで韓国で取り上げたことがない“スパイ作品”です。
世界で唯一、南北に分断されている国家・朝鮮で、スパイ作品はどういう風に描かれるのだろうと、個人的にも興味がありました。
また、実力派の作家さんや俳優さんが出演していて、こういった作品に参加出来る機会はあまりないと思いました。
こういった色々なことが、出演を決めた理由ですね。
―なるほど。さて、今回演じられる「キム・ヒョンジュン」という役柄についてですが、彼はどういった人物なのでしょうか。
簡単に説明をしますと、ヒョンジュンは天才的な人で、肉体的、精神的にも努力はあまりしない人です。けれど、肉体的な能力・知能でいつも抜群の実力を発揮します。
ヒョンジュンは国のために NSS(国家安全局)で仕事をしますが、ある事件から自分のアイデンティティを失い、迷います。その復讐のための行動を起こすことで、物語が展開していきます。
―その“ある事件”については、オンエアをお楽しみに、というところですね。本作は日本の秋田や、ハンガリーのブタペストなど、海外での大規模ロケも特徴的な作品だと伺っていますが、アクションシーンのロケが満載だった、ハンガリーでの撮影はいかがでしたか?
ハンガリーは美しい景色も多く本当に素敵なところでした。また、悲しい痛みも感じられました。歴史が古いからかもしれませんが、とても良かったです。
けれど撮影スケジュールはタイトでした。
あまりにも忙しい撮影スケジュールだったので、一日も休めず、ほとんどずっと大変でした。
それに危険なシーンも多かったのですが、最後まで無事に終えることができました。
本作の脚本家は「絶対にこれ(ハンガリーでの撮影)は、全て撮影し終えられない」だろうと思っていたそうです。自分で書いた脚本の分量から計算しても、絶対に何日か…あるいは、1週間か10日くらいは撮影が延びるだろう、と考えたそうです。
ところが、我々がスケジュール通りに撮影を終えて戻ってきたのを見て、驚愕したそうです。本当にビックリしたんだそうです。「この人たちは、只者じゃない!」って。
―脚本を書いた張本人が驚いていたのですか…。それは物凄いですね(笑)。その方の驚いた姿が目に浮かぶようです…。さて、日本でもいよいよ来週から『IRIS』が地上波のゴールデンタイムで放送開始となりますが、『IRIS』を視聴される方へ、「こういうところに注意して見ると、より面白くなる」といった、お薦めの鑑賞ポイントがありましたら、教えてください。
はい。一つは今までのドラマとは違った「スピード」です。この速いスピードの展開が、視聴者の皆さんには魅力的に感じられると思います。スピード感に注意して視聴して頂くと、より楽しめると思います。
また、スパイ作品なので海外のロケ地も多く登場します。海外ロケでの素敵な映像も見どころですし、更には華麗なキャスティング、大規模なアクションシーンなども、お薦めの鑑賞ポイントだと思います。
―なるほど。是非それらのポイントを踏まえながら、本作を楽しんで頂きたいですね。