オモニ会、北海道教育大学の社会科教育分野、日本史研究室の准教授の本庄さんと座談会
本庄さんは北海道教育大学の社会科教育分野、日本史研究室の准教授でいらっしゃいます。 本校には初来校。 子供達で賑わうハッキョ(学校)食堂で一緒に昼食をとり歴史資料館を見学された後、オモニ(お母さん)達との座談会となりました。
座談会ではまず、本庄先生が大学生時代に日本の戦後史を正しく学び直す必要性を感じたきっかけについてや現在の活動についてお話をしたあと、オモニ達が感想を述べ意見交換をしました。 朝鮮人差別が昔と変わらない、子ども達が大人になる頃には社会がもっと良くなるという希望が持てない等のオモニ達の思いを聞いて本庄先生は、
自分も小中高の学校教育で正しい歴史を教えられなかった。 日本の教育とマスコミの責任が大きい。 全ての子ども達の為に自分も教育を良くするために頑張らないとと思う
と涙を流しながらお話してくれました。
また、街宣活動などの社会実践活動を通して朝高生たちが日本社会の逆境の中でもたくましく育っている事にも話が及び、オモニ達が民族教育の良さを再確認するとても有意義な座談会となりました。 これからも支える会とオモニ会の交流を深めていこうと思います。
本庄先生、サポーターとして参加してくださった支える会の松倉さん、塚本さん、本当にありがとうございました。 |