[DailyPost=パク・ミョンフン 記者] 韓日両国では若年層の既成政治への嫌悪や新しい政治熱風を元手にして政治家となった人々がいます。アン・チョルスと橋下徹です。2人は新しい政治を新商品の様に包装して宣伝しました。


アン・チョルスと橋下徹の政治活動は似ている所がとても多いです。アン・チョルス古い両党体制を破る対案政党で生まれ変わるとして野党再編を訴えました。橋下は天皇制守護など鮮やかな極右発言を吐き出しながら野党再編を訴えました。二人とも執権保守与党を代替できる対案政党建設を目標に掲げました。


橋下は2008年大阪府知事、2011年大阪市長に当選して故郷で政治的立地を固めました。

アン・チョルスは2012年当時パク・ウォンスン(現ソウル市長)にソウル市長の野党候補を譲歩して盛んに大好評を博しました。


2人は2012年に韓国次期大統領、日本次期総理で適合した人物を質問した母国のアンケートで1位をし大物政治家として一気に浮上しました。


2人は政治家になる以前メディアの関心を受けた共通点があります。新鮮に見える姿がテレビを通じて伝播され大衆からは斬新な政治家として焼き付けられるようになりました。


アン・チョルスは無料ワクチンソフトウェアを造って提供したベンチャー事業家として、橋下は口達者で気さくな法律相談弁護士として魅力を披露しました。若年層をはじめ多くの人々は以後彼らの活動に関心を持ちながら熱狂して新しい世界への期待に膨らむようになりました。


あれからかなり時間が過ぎて今年で2016年になりました。彼らが力説した新しい政治は現在どこでも実現されていません。ただ2015年にはおおさか維新の会、2016年には国民の党という離合集散で集まった'また他の政党'が急造されただけです。


2人が代表で率いた政党は日本の関西と韓国の湖南(ホナム)という特定地域から多くの議席を獲得し第3党に浮上しました。しかし候補公認課程で雑音を醸し非難を受けまた幹部の不正の疑いで世論の叱咤を受けました。


アン・チョルスと橋下徹は初期に爆発的な人気を得ましたが現在支持が大きく低迷しています。

安価な新しい政治販売で権力を取ろうとした薄っぺらな実体が現れたからです。既存の旧態依然とした政治家と違った所が全くないという指摘です。


2人が政治冒険に出した初期、街頭宣伝に集まった多くの人並みが歓呼しました。当時韓日両国の大衆は真の新しい政治が広がる未来を願いながら胸いっぱいになっていました。


しかし2016年今日、旧態依然とした政治家になったアン・チョルスと橋下。彼らが述べた新しい政治は取るに足らない政治的修辞に過ぎなかったでしょうか?一介のエリートにこの世界をより良く変えいただこうという期待はもう辞めなければなりません。今や本物の新しい政治が何なのかを大衆が自ら批判的な対案を渇望しながら探し出す時です。