
ジェギョンは目立つルックスでデビュー当初から様々なバラエティ番組に出演し、放送界を縦横無尽した。ある日、ジェギョンはJTBCドラマ「モンスター」に出演する機会を手に入れ、偶然演技の魅力に気づいた。
「本当に何も知らないまま演技を始めました。当時、仕事の面でストレスが酷かったのですが、ドラマ撮影に参加しながら乗り越えました。ドラマに没頭し、劇中の人物として生きたら外の世界が感じられました。自分ではなく、ほかの誰かとして生きることは不思議で、面白いことだと思います。特に演技は人間についての勉強だと思います。私という人間が完成される、重要な通路です」

「『神のクイズ』に出演しながら立てた目標は、とにかく過度に目立たないことでした。例えば、オーケストラだと『ほかの楽器とうまく調和した』と評価されるのが目標でした。綺麗に揃えられたお膳から目立たないおかずになるために努力しました。うまかったとは思わないけど、50点くらいにはなると思います」
ジェギョンは「神のクイズ4」で積んだ実力をMBC短幕劇「ターニングポイント」で発揮した。盛りを過ぎてしまったトップスターメン・ランヨン役を演じた。「アイドルではなく、新人女優として見てほしい」と何度も話したジェギョン。あいにく「神のクイズ4」ではアイドル出身の捜査官イム・テギョンを、「ターニングポイント」ではトップスターのメン・ランヨン役を演じ、アイドルとしてのイメージを完全に脱ぎ捨てることはできなかった。
「様々なオーディションを受けましたが、合格した役は全てアイドル関連のものでした。監督にとって経験の浅い私をキャスティングすることは冒険だと思います。でも、アイドル役、トップスター役だとリスクが減るじゃないですか。こうやっていくと他の監督が私を抜擢する時に『大きな冒険ではない』と思うでしょう。だから悔しかったり、悲しかったりはしません。過程ですから」

「全然そうじゃないです。これから活動しますから。今4人のメンバーがドラマに出演しています。それぞれ個別活動をしているからありがたいし、個別活動で得た認知度と好感がRAINBOWの活動に相乗効果を巻き起こすと思います」
何でもしっかりとやりこなすジェギョン。彼女はファッションデザインを専攻していただけに、ファッションとビューティーに人並み外れた興味を持っている。ケーブルチャンネルOnStyle「Get it beauty」のMCを務め、その才能を思う存分発揮している。化粧品を自ら作るほど器用で、優れた感覚の持ち主であるジェギョンは美術にも見識があり、A Pinkのソン・ナウン、Girl's Dayのユラと共にアイドル界の3大画伯として挙げられている。
「たくさんのことに興味を持つ方です。大学院に入学したら、ファッションマーケティング、ランジェリーなどを深く勉強してみたいです。将来はライフスタイルブランドを立ち上げたいです。私が作ったものを大衆化したいです。皮素材のものでも、化粧品でも、他のデザインでもなり得ると思います。また、私は犬を飼っているのでペットも含めてみたいです」

「最初、芸能人になるという弟の話を聞いてものすごく反対しました。心の優しい弟が傷つくのではないかと心配したからです。ところが、どこでも怯まずうまくやっていました。『私が思ったより大人だな』と思います。お互い宿所生活をしていますが、よく会います。弟が撮影現場で何かがあったという話を聞くと、私が弟を連れて漢江(ハンガン)に行き、チキンを食べながら時間を過ごします。弟は芸能界生活を始めてから、私を神格化し、崇拝しています。ハハ」
ルックスはとても女性らしい彼女だが、中身は見た目よりはるかにしっかりとしていた。こぼした水を取り戻すことができないなら乾かせばいいというジェギョン。20代後半に差し掛かったジェギョンには、まだ成し遂げたいことが多いし、やりたいことが多い。特に新しく始めた演技では様々な役を演じながら成長したい。
「どんな役でも構わず全てやってみたいです。特に、私の性格が現れるコミカルな役をして見たいです。また、いつかはミュージカル『シカゴ』のルーシー役を必ず演じます。根拠のないプライドなのかも知れないけど、『私にピッタリな役だ』と思います。その姿を見せられる日がもうすぐ来るでしょうか?」