
29日の午後、ソウルオリンピック公園内のオリンピックホールでグループFTISLANDの単独コンサート「FTHX」が28日に続き、開催された。1年ぶりに韓国コンサートを開いたFTISLANDはデビュー6周年を記念し、グループ名の“FT”と“感謝する(THANX)”を合わせた単語、“FTHX”で6千人を招待した。
チェ・ジョンフン、イ・ホンギ、ソン・スンヒョン、イ・ジェジン、チェ・ミンファンで構成されたFTISLANDは2時間のランニングタイムで合計21曲を選曲した。そのうち、日本発表曲11曲は韓国ファンのために韓国語歌詞で新しく準備した。オールブラックのファッションでステージに上がった5人のメンバーはダークなロックスピリットと爆発的なステージマナーを予告した。

歌はイ・ホンギ一人で?…メンバー全員がボーカルハーモニー
イ・ホンギはFTISLANDのメインボーカルを務め、曲のほとんどを一人で歌うほど、優れた歌唱力を持っている。しかし、イ・ホンギだけがFTISLANDの歌を歌うと思ったら大きな誤算だ。サブボーカルのイ・ジェジンとソン・スンヒョンのハーモニーがなければ、決して2時間のコンサートはできなかったはず。イ・ホンギがリードしていくと、イ・ジェジンとソン・スンヒョンが支え、ボリュームを豊富にした。特にFTISLANDのボーカルの調和はチェ・ジョンフンが作った曲「告白します」で光を放った。放送では歌う姿をほとんど見ることができなかったギターのチェ・ジョンフンとドラムのチェ・ミンファンの声が安定的に出てくると観客の歓呼と拍手が沸いた。
“おしゃべり”、“ガムを噛むこと”、“うがい”、“蜂蜜を入れたお湯を飲むこと”などでステージに上がる前にのどをほぐすといっていたFTISLANDだけの秘訣は公演で証明されたのだ。イ・ホンギを除く残りのメンバーは楽器演奏とボーカルを並行し、呼吸をともにした。デビュー曲「恋煩い」はロックの要素をさらに出そうと新たにアレンジされ、イ・ホンギの成熟したボーカルも聞くことができた。

自作曲から楽器演奏まで…FTISLANDの100%の消化力
最初の曲として「Flower Rock」を選んだFTISLANDは始めから会場を熱く盛り上げた。コンサートの前に必ず用意するものとして「汗を拭くタオルと跳ねやすいクッション性のある靴」を取り上げたイ・ホンギはスタンド席を横切るV字型のブリッジステージを絶え間なく行き来し、情熱を発散した。エネルギー緩急の調節も卓越していた。アーコスティックコーナー「告白します」「Always with you」の構成で、甘い雰囲気を作り出した。同時に今回のコンサートの企画意図であるファンへの真心の表現でもあった。熱気に酔いしれたメンバーたちは一人、二人と上着を脱いで、客席とのコミュニケーションに集中した。そうすればするほど場内の温度はさらに高くなった。
自ら作ったメロディーに歌詞をつけ、演奏までこなしているFTISLANDは自分たちの消化力を十分に知っていた。メンバー同士の信頼も厚かった。装備の問題で小さなミスが発生し、アレンジされたメロディーの流れを逃しても、誰一人困惑しなかった。お互いを見つめ、一度笑って毅然と対処した。デビュー後6年間、FTISLANDが数多くのステージで培ってきた内攻が発揮された瞬間だった。
韓国コンサートを終えたFTISLANDは10月1日~2日東京、7日~8日札幌、11日大阪・難波、15日~16日福岡、24日静岡、28日~29日名古屋などでZeppツアーを開催する。
