
怪我するか、もつれるか…「アイドルスター陸上選手権大会」は“アイドル受難時代”
1年に2回。名のあるアイドル歌手を全員呼び寄せる特集番組がある。MBC「アイドルスター陸上選手権大会」。2010年秋夕(チュソク)スタートしたこの番組は、代表的な正月の特集番組として定着した。以降、陸上に水泳まで種目に掲げた「アイドルスター陸上選手権大会」は、2013年の旧正月特集を迎え、“アーチェリー”を前面に押し出した。「アイドルスター陸上選手権大会」は、アイドルグループのメンバーにとっても、制作者にとっても“夢の番組”だ。主要種目で1位になり活躍すれば、主要ポータルサイトのリアルタイム検索ワードランキングに名前を上げることができる。グループ内での存在感も高まり、“運動ドル”というニックネームもつけられる。そのため、特に新人アイドルグループは「アイドルスター陸上選手権大会」に特に熱心になる。

新人アイドルグループにとってはどうしてでも出場して頭角を現したい大会だが、制作陣は人気のあるアイドルグループを起用したがる。そうして初めて視聴者層が確保でき、番組も注目されるという理由からだ。しかし、正月もないというK-POPアーティストではないか。難色を示しながらも、もしかしたら今後の韓国での活動に支障をきたすことがあるかもしれないと泣き寝入りしながら出場するアイドルも多い。

ダンスに歌は基本で、演技に運動まで得意でなければならない現実も十分ハードなのに、このような先例まで残ってしまったのでは、今後誰が「アイドルスター陸上選手権大会」を拒否することができるのだろうか。「好きな事をしながら人気も集めてお金も稼いでいるのに、贅沢なこと言っている」「私ならやらせてさえくれれば愚痴も言わずにやるのに」と言うこともできるだろうが、彼らも彼らなりの苦労があるのだ。