偶然ってものはなくて、全てが必然だと言う人がいるけれど、私達の出会いも必然だったと言えるのだろうか。
運命だったと言えるのだろうか。
そうだといいなって思っている私。
運命ってものは本当に存在するのだろうか。
あなたとあの時出会ったのは、全て必然で運命だったと言えるのだろうか。
あなたはそういう事をあまり考えたりしない人だし、深く考えたりもしない。
たまにそれが寂しく思えてしまうけれど、男の人ってそういうものなんですかね。
それとも、あなただからなのか。
けれど、とてもあなたは優しくて。
たまに、そんな事を話す私に付き合ってくれては「運命でしょ」って言う。
本当にそう思っているのかは詮索しないで、信じてみようと思う私。
けれど、不安も同士に手に入れている。
不安になるのは、今が幸せだからだと。
それは、そう思う。
誰かと比べたりしなくても、幸せって感じられる事をあなたが教えてくれたのに。
いざ幸せになると、不安が付きまとうとは。
今を壊したくないから。
壊れることを恐れているから。
わがままだなぁーって思う。
こんなにも思っているくせに私は、あなたに「好き」だと言った事が数少ない。
と言うよりはほとんど言ってない。
だって、これまでに色々あってとてもじゃないが言える状況ではなかった。
それから、時間が経った今は言うタイミングを既に失った後でした。
言われなくても何も不安に感じる事もないあなた。
そこに不安を抱く私。
いつもこんな感じに、少しずれている。
このズレがたまに大きくなって、私はあなたに話す事がある。
あにたはいつも「大丈夫だよ。いつも好きだよ。」と言ってくれるけど、何度かこれを繰り返している。
私の不安は不安のままなのかも。
私の情緒不安定は治りそうもない。