データから見たアメリカ横断ウルトラクイズ

データから見たアメリカ横断ウルトラクイズ

昭和52年~平成4年の間と平成10年に行われた、伝説の視聴者参加型クイズ番組。ちょっと斜めから見てみようと思います。

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ゼッケンを使った4チーム団体戦は10~13の全4回ありました。

前の回、第9回でもサンフランシスコで「バケツリレー6連発クイズ」をしていますが、3チームな上にゼッケンは使用していません。

ところで、第10回の団体戦は負けたチームはかなり厳しかった。

なんと敗者復活枠がひとりだけ。(7人中)

どうやって決めるかというと、山手線ゲームをやって、誤答した人から順に敗者決定、最後まで残ったひとりが復活、というもの。

1問目…「フーテンの寅さんのマドンナ役は?」→小川さん・答えられず敗退。

2問目…「オリンピックの開催地は?」→河内洋さん・答えられず敗退。(迷った?)

さて、今回のトピックは3問目です。4問目も面白いのですが、またのネタにとっておきましょう。

「東海道・山陽新幹線の駅は?」

これは、筆者は激戦になるだろうな、と思ったのですが…。
①中村さん「東京」→○
②河内美佐江さん「大阪」→×

あっさり敗者が決まってしまいました。
トメさん解説していわく「新大阪と言わないとダメ!」いやまあ、そのとおりなのですが…。

ちなみに河内さんご夫妻は栃木、とテロップが出ていましたが、本当に新大阪駅を知らなかったのかもしれません。

これは、当時テレビをご覧になった関西人の方にはブーイングだったか、それとも、爆笑だったか…。

ちなみにJR(当時まだぎりぎり国鉄)大阪駅というと、いわゆるキタの梅田です。大手私鉄のターミナルが2社あります。
その梅田にダイレクトに新幹線が入ってきたら…と思わず妄想してしまいます。
好きなんです、電車。(逆に、クルマぎらい)

なお、このとき新幹線の駅名を振られた1人目となった中村さんは、そのあとの山手線ゲームを勝ち抜いて復活。モハベのゲストクイズまで行きました。
前回の記事から、回別に体系だって書くことを考えていたのですが、それだとうまくまとまらないので、思いついた順に書いてみたいと思います。

この回・本土上陸までの目玉はグァムの早慶戦と、この敗者たらいまわしでしょう。

早慶戦はおそらくはこの順番だと思います。以下、敬称略で失礼します。
(早大)
○8 石田 誠
●? (ネームプレート見えた方、ご一報ください)
●83 高橋 武人
●54 原 誠一郎


(慶大)
●68 宇藤 正則
●24 稲畠 之人
○64 小川 俊明
○3 落合 篤也

確か早大は石田さん以外がクイズ研だったはずで、千葉さん(#1)のじゃんけんの相手となった女子大生栗原鮎子さん(#101)が同クイズ研の外部部員だとかで、早大クイズ研(残り3人)がトメさんに呼ばれてぞろぞろ。そこでネームプレート見えないかな…。

早稲田の残り一人がわかりませんがトメさんのアナウンスから、原さんがしんがりで、石田さん以外の3人が落ちていたはずです。つまり、ここで成田で栗原さんの応援をした早大クイズ研は全滅。

さて、この年は奇襲を行いました。
名付けて「敗者たらいまわしクイズ」。
ルールは簡単。
最初にトメさんが訪れる部屋をくじで引く。
1ポイント勝ち抜け。敗者は次の部屋を自分でくじ引いていく。
最後に残った一人が東京直行。

なぜか放送上誤答がなかったので、誤答ペナは不明です。

石田さんは早大4人の中で唯一の勝者かつ非クイズ研だったのですが、ここで落ちてしまいました。


以下、その譜を見てみましょう。カッコ内はハットの色です。
基本的に立ち位置・ハットの色には以下のルールがありました。

・シングルまたはダブルベッドでは、たらいまわしの人が左端。(斉藤さん1部屋目と池沢さんが該当)
・それ以外は真ん中。
・ハットは視聴者から見て左から青・赤・緑をかぶってもらった。
・なぜか最初のほうでたらいまわしされた人は、高畠さんまではネームプレートをつけていない。次の臼井さんからは、たらいまわしされた人だけがネームプレートをつけて、奇襲された人はネームプレートをつけてない。

では、結果を見てみましょう。またも敬称略で失礼します。

星取り凡例:◎1抜け、○2抜け、●たらいまわし(最終は敗者)


スタート…午前4時
1.○7 高根恵(さとし)(青)-●3 落合篤也(赤)
2.◎5 宍戸浩明(青)-●1 千葉俊直(緑)、○3 落合篤也(赤)
3.●39 米良裕行(青)-◎28 道蔦岳史(緑)、○1 千葉俊直(赤)
4.○72 奈良哲弥(青)-●75 高畠操一(緑)、◎39 米良裕行(赤)
5.●27 臼井章(青)-○30 阿部実(緑)、◎75 高畠操一(赤)
6.●64 小川俊明(青)-○61 内野渉(緑)、◎27 臼井章(赤)
7.●42 斉藤誠(青)-○44 橋本昇吾(緑)、◎64 小川俊明(赤)
8.◎85 三澤泉(赤)-○32 岩田一美(緑)、●42 斉藤誠(青)
 ※なぜか女性ふたりでダブルベッド。あとの古賀さんの部屋と割り当てが逆であるべきだったのでは?
9.◎ 岡本真奈美(青)-●98 田頭(たがみ)美和子(緑)、○42 斉藤誠(赤)
 ※倫理上の問題から斉藤さんはトイレの便座で朝を迎えることに。
10.◎ 小田京子(青)-●51 鳥本幾子(緑)、○98 田頭美和子(赤)
 ※巷では「島本」と書かれているサイトもありますが、「鳥本」が正しい。実際、次の部屋にいく指示を出すときにトメさんから「とりもとさん」と呼ばれている。
11.●12 池沢満(青)-◎63 石橋史行(緑)、○51 鳥本幾子(赤)
 ※こちらでは鳥本さんのために見張りのスタッフがついた。トイレに閉じ込められた斉藤さんとは大違い。男女の差?
12.●43 古賀信子(赤)、○12 池沢満(青)
 ※なぜかツインの部屋を一人で使っていた。三澤さん・岩田さんとは部屋割り逆にすべきだったのでは?と思うのはこのため。
13.●8 石田誠(青)-○23 山本勝(緑)、◎43 古賀信子(赤)
 ※石田さんが敗退。荷造り後トメさんはモラルはどこにいったやら古賀さんに「石田さんのベッドで寝てください」と指示していました。もっともこの時点でもう朝6時なので、実際には寝ないでそのまま朝食を迎えることが前提だったのかもしれません。


やはり寝起きでないあたりからか、たらいまわしにされた人が強かったですね。
2部屋回ったのは斉藤さんだけです。

ところで、ここでもわざわざ番号を書きました。
というのも、女性部屋は不明な点があるのですが、男性部屋は池沢さん・石橋さんの部屋以外は番号の近いもの同士で部屋割が決まっていたからです。あの部屋割りはどのようにして決まったのでしょう?

一方、女性部屋に同様の法則があてはまるかがどうだったかわからない理由として、岡本さん・小田さんのエントリー番号がわからないことがあります。グァムまでの映像でどこかわかるところないかなぁ…。

エントリーナンバーの戦歴~80番台前半(#81~#85) (平成24/3/15)を修正しました。


82番を代表する方として第8回の鴨さん(後楽園復活)、83番を代表する方について16回千代田さんのほかに今世紀最後のときの大林さんのご主人(尚人さん、グァム敗退)を加えました。


鴨さんはグァムのゲートまでクローズアップされたのに敗退シーンがないのはなぜ?

ちょっと残念です。

さて、前回の記事から、ジャンケンに滅法弱い方を紹介したいと思います。


まずは、3回以上ネームプレート獲得の方を紹介しましょう。青字はご本人の最高記録です。

・小室周也さん(第2回ハワイ#?、第5回ハワイ#67?、第13回ブルーマウンテン#85

・柳井秀人さん(第3回ハワイ?#?、第4回グァム#?、第11回マイアミ#87

・中村眞一さん(第5回成田#35、第6回ダラス#43、第7回成田#88)

・川幡雅伸さん(第8回機内#?、第9回機内#11、第10回ダラス#28

・山崎誠一さん(第8回グァム#36、第9回サンフランシスコ#92、第11回グァム#47、第12回成田#94)


全部わかるのが中村さんと山崎さんだけ。なかなかネームプレートまできっちり映っているところを探すのは難しいものです。


この中で全部成田突破しているのが小室さん・柳井さん・川幡さんの3人。山崎さんは4回目で成田落ちとなったので、3勝1敗になりますが、ご立派です。


それに対して中村さんなのですが…。

第5回…仁義なき敗者復活で最後の1席を落としたことで知られています。

第7回…勝ち抜け・負け抜けで勝ち抜けとなり、2-3で敗れています。


じゃあ、第6回はどうかというと…

どうもじゃんけんはオンエアされていないようですし、敗者パネルでも43はいないのでこの回は自力で飛行機に乗っているのですが…。

サイパンでのブーブーゲートで「じゃんけんで負けた人~」とトメさんに呼ばれています。


ってことは眞ちゃんパパはこの回はダブルチャンスで勝ったことになり、じゃんけんは0勝3敗!?

このじゃんけんの弱さが何とも言えません。ほかの方はじゃんけんも勝負強かったのに…。

なお、小室さん第5回の番号、自信がありません。万一間違っていたらご指摘ください。

第6回と第7回はじゃんけんが特殊でした。


第6回…2次予選をクイズとしたものの、基本はじゃんけん。

ジャンケンで勝った人がクイズに正答→そのまま勝ち抜け

ジャンケンで勝った人が誤答→ダブルチャンスで負けた人に回答権

 →正答すれば、じゃんけんで負けた人が飛行機に乗れる

 →誤答すれば相討ち


ところで、相討ちは本当に1組しかいなかったようで、それを誤答すると敗退。

早押しで早とちりがいっぱい出ました。

その1問をものにしたのが河西さんでした。


そして、見送りのところで相討ちの片方の女性が妊娠を明かしていました。

この方は、エントリー後妊娠がわかったのでしょうか。


第7回は、以下の特徴があります。

・100人がきれいに男性50人対女性50人とかで、男性対女性の若番から。

このため、最初のカードが1番対3番など、第10回の腕ずもう並に番号のひも付なし。

・対戦者がじゃんけん台に立つと、勝ち抜きか負け抜きかを決定。

最初からいきなり負け抜きになり、じゃんけんのスコアも負けたほうにランプが点灯していた。

敗者復活枠は3人用意されたが、2人分は誤答により破棄となった。


さて、何を書きたいかというと…

3枚以上ネームプレートを入手された方の特集です。

何と言っても「5・6・7」というと眞ちゃんパパと呼ばれた中村眞一さんの出た回ですからね~。


拾い物で今世紀最後のグァムを見つけたので、見てみました。

先に出題の団体戦は、この回の他には第12回バローくらいではないでしょうか。

さて、大林さんの御主人の氏名ですが、尚人さん(#83)でした。

そして、タイトル「太陽にほえろ!で殉職した刑事は?」もこの大林さんの恥ずかしいシーンがあったので、取り上げてみます。

ひとりめ「ジーパン(柴田純)」
ふたりめ「ロッキー(岩城創)」
さんにん「マカロニ(早見淳)」
よにんめ「テキサス(三上順)」

そして、五人目で誤答になったのですが、それが大林さんの御主人でした。
しかも直前のテキサスだぶり。

ところで、一問多答だとよほど多くない限り解説がありますが、聞いていると通り魔に殺られたマカロニのほかにも事故死の殿下(島公之)や病死のスコッチ(滝隆一)もカウントだったようですね。

誤答ペナは誤答した人が綱引きで抜ける、というもので、このチームはそのまま敗退になりました。


それにしても、回答中の設問の字幕はともかく、左端で★マークで正解数を数える画面編集は9~13回の団体戦を見ていたファンの皆さんにはくどく見えたかも知れませんね。
6年ぶりに1度限り行われた、今世紀最後の大会です。

この回では、第1回大会時点で年齢制限(第11回まで45歳までだった)にかかっていた人に多く残ってほしい、という番組側の思惑があったようですが、それがかなって本土入りしたのは高木さんひとりだけでした。


主な特徴は、以下のようなものでしょうか。

・東京ドーム敗者復活は、第1回年齢制限だった人だった。
・成田ではじゃんけんではなく一発芸の合否だった。
欠員補充はゆで卵ポン食い競争で行われた。
・機内ペーパークイズは「鳥」または「魚」の漢字書き取り。
(「鳥」で勝ち抜けた人どのくらいいたのだろう)
・グァムの綱引きは団体戦だが、敗者復活なし。しかもそのあと奇襲あり。
・成田からグァム・ハワイシードの大林さんには通過クイズあり。無事通過した。
(この一発屋のシードはどういうルールだったか忘れました)
・決勝を西インド諸島から生中継で行ったが、時間内に終わらせるためか、レギュラー開催時代の10ポイント先取ではなくかつてグァムで行われた○×泥んこで行われた。何度泥んこになったことやら。


では、さっそく書き出してみます。


6 福原 祐介さん(サンフランシスコ…残11→8)

7 清水 耕司さん(準優勝)

11 川口 恭伸さん(サンフランシスコ…残11→8)

27 高木 稔さん(レークパウエル…残8)
 ※ドーム敗者復活。最年長73歳での本土入りだった。

28 市岡 奈緒さん(ニューヨーク準決勝…残4→2)

44 荒牧 実さん(サンフランシスコ…残11→8)

47 伊勢 一哉さん(テキサス…残5)

66 飯塚 渉さん(シルバートン…残7)

93 小川 圭太さん(優勝)

101 大林 ひろみさん(デュランゴ…残6)
 ※夫婦で成田勝ち抜け、しかし夫(番号未確認)はグァム敗退。

105 磯貝 恭輔さん(ニューヨーク準決勝…残4→2)
 ※兄・俊輔さん(番号未確認)は清水さんとの対決でハワイ敗退。

(その他)
60 村田 栄子さん(ハワイ敗退)
 ※機内1位。ホノルルクラブ主宰。ハワイでの相手は飯塚さんだった。

ほかにもいろいろ書きたい人はいるのですが、いかんせんあまり見ていないので番号が記憶に残っていない…。スーツケース兄・磯貝俊輔さんや、大林さんのご主人、日銀OBで偽札を目隠しで過不足なく見破る人など…。特集してほしい方はたくさんいると思いますので、ご指摘ください。


本土入りはなんといっても一発屋ナース・大林さんのシルバートンでの強運が記憶に残ります。


あと、出題でも印象に残るものを。
・大林さんへの通過問題。
「門前払いの『門』は奉行所の門である。(○×)」→○
無線で出題するトメさんの横で敗退が決まったご主人は手で「×」を作っていましたが、奥さんが自分で選んだ答えは「○」で、これで通過。

・グァム一問多答
「『太陽にほえろ!』で殉職した刑事は?」
これ、もう一度見てみたいです。
一人目の方が「ジーパン」からスタートしたのでみんな刑事のあだ名で言っていましたが、「柴田純(ジーパン刑事の名前)」などと役名で言っていたら総スカンだったろうなぁ。
確か最初に死んだけど死に方が殉職といっていいか怪しいマカロニもカウントされていて、最終的には誤答で終わった記憶が。
どんな誤答をしたのか気になります。

・グァム奇襲、出前クイズ。
「徳川慶喜は大政奉還後、海外旅行に行ったことがある(○×)」→×
出前クイズ(敗者決定戦)まで残ってしまったのは3人。この問題は放送上1問目。2問目で決着がつきましたが、とにかくこの問題は3人とも○を上げたし、筆者もそう思ったのですが、3部屋回った後、トメさんは親指を下げながら「何やってんだよ、行ってねぇんだよ」とカメラに向かって言っていました。
とにかく意外な問題でした。

とりあえず、本土上陸者の並べ直しはこれで終了です。

今後はたまに色々記憶に残る回を特集してみたいと思います。
筆者は、第14回のレバノンが最初のウルトラと書いた。
いきなり見たのは三宅さんの敗退と「子ブタを連れて帰る」罰ゲームだった。
あっさりハマって次の週もみたら準決勝まで罰ゲームあるじゃないか。

次の年に再放送をみたら、罰ゲームカットだった。
で、自分にチェックポイントを暗記させたクラスメートに聞いてしまった。

「なあ、グァムまでって罰ゲームなしなん?」

それで初めて教わった。
機内ペーパーは、同じ機材で帰ることが、グァムどろんこは泥んこになることが罰ゲームなんだと。
さらに、そこから先もちゃんと罰ゲームが存在することを。

で、これを16回の記事を上げたタイミングで書くのは、「泥にまみれてないなら」という福澤アナのアフレコと共にグァムから罰ゲームのテロップが出たから。

それで思ったのは…。

「準優勝には罰ゲームなしか」

だったのだけど…。

準優勝の方に言わせると「優勝者の表彰を放置で観ていなければいけないことが罰ゲームのようなものだ」と言う方が多いですね…。
第16回まで扱ったなら、このお方に触れたい。

ネームプレートはお持ちでないので、ここまで出て来ませんでしたが、蓑原弘豊(みのはら・ひろとよ)さん。

お侍さんのようにかっこいい御名前ですがこのかた、12年連続1問目落ち。
末期は前回優勝者とともに後から1問目に挑戦していました。
そんな不名誉な記録を止めたのが第16回。ギリギリの汚名返上でした。
でも、12年連続ということは4~15回を一問目外したのか…。
で、小室さんと違って第13回でドーム復活できなかったということは第1回あたりでは参加してない!?

とにかく、13年ぶりか、初めてかわからないけど蓑原さんは第16回でグラウンドにも降りましたが、ドーム突破はできませんでした。
ご本人は満足そうでしたが、一視聴者からしたらネームプレートつけて成田に行って欲しかった、と思います。

ちなみに、蓑原さんの敗退映像が出た問題はこれ。
「13日の金曜日は毎年必ずある」→○
一応、理論的に閏年含めて存在することが証明できますが、簡単なれどスケール的に数学の世界。ドームで考えて出すのは無理ですね…。