う~ん、私(まりな)Pia Douwes関連でミュージカル三銃士が結構好きなのですが、たった今他の方のブログを拝見していてよりにもよって彼女の役、Miladyについて間違ってブログに書いていたことが発覚汗
「娼婦であった」→「反逆者/犯罪者であった」でした。
もう少々他にも書き足しましたがこんなところを間違えるなんて.....
DVD見たときに寝ぼけていたのかな。直しておきましたがほんとうにごめんなさい。

今日のブログはせっかく(はてなマーク)Piaで始まったのでウィーンミュージカルの話題を。

皆様、Rebecca というミュージカルをご存知でしょうか。元はデュ・モーリアという方のロマンチックサスペンス小説、それをかのアルフレッド・ヒッチコックの手により映画化、そしてミュージカルElisabethなどの王道作曲作詞家コンビ、ミヒャエル・クンツェ&シルヴェスター・リーヴァイによって舞台化、というなんがい道のりを経て生まれたウィーン発ミュージカルです。



塔上陣仏は....(かなりありきたりになってきたので漢字だけ変えてみました)

「わたし」  ある金持ちの付き人兼雇われ話し相手をしていた若いおとなしい女性だったが、あるイギリスの名士に見初められ突如大屋敷マンダレイの新しい女主人となる。結婚した後も彼の持つ暗い影に悩まされることになるが、ひたすらに愛を貫く献身的な人物。 女性

マキシム・ド・ウィンター  イギリスの屋敷マンダレイの主人でイギリスの名士だが、どこか陰がある。妻”レベッカ”が海で溺死したショックを癒すため休暇に訪れたモンテ・カルロで「わたし」と出会い、彼女と結婚することを決める。 男性

Mrs.ダンヴァース  マンダレイを切り盛りしている家政婦。今でも亡き屋敷の元女主人、”レベッカ”こそが ”ミセス・ド・ウィンター”であると堅く信じており「わたし」を敵視する。 女性

ジャック・ファヴェル  レベッカの従兄弟で、マキシムの生活を根底から揺るがすある情報を握っている。狡猾な人物。 男性

ベアトリス マキシムの姉で、さばさばした明るい人柄。マンダレイの中で、わたしと積極的に良い関係を築こうとする数少ない人物。 女性

フランク  マンダレイの使用人。穏やかな性格で常にマキシムに忠実。 男性

ミセス・ヴァン・ホッパー  「わたし」が仕えていたアメリカ人の大金持ち。ゴシップ好きで、モンテ・カルロのホテルで”妻を亡くした名士”と騒がれていたマキシムを発見した張本人。 女性


他にも何人か出てきますが本筋とあまり関わってこないので省略します。
そして何故このミュージカルのタイトル、Rebecca(レベッカ)がここに書かれていないかというと、登場しないからです。しかし、劇中の台詞や歌詞、照明等から私達観客はだんだんと彼女がいないとは思えない程の存在感を感じることになります。

第一幕は荒廃したマンダレイの屋敷をバックに「わたし」
昨夜マンダレイの夢を見た.... と歌い始め、それに誘われるかのようにマンダレイの過去の人物も次々と姿を現す、という幻想的な演出になっています。
そして「あの人と会ったのはモンテ・カルロ、あれは1926年....」という彼女の言葉を合図に舞台は一気にモンテ・カルロのホテルのロビーへ。そこにはいかにもゴシップだけで生きている、という感じの派手好きなミセス・ヴァン・ホッパーとまだ世間をあまり知らない若い娘(.....私が言えることでもないけど)といった出で立ちでおどおどしっぱなしの「わたし」が座っています。そんな二人組の前に現れた紳士マキシムミセス・ヴァン・ホッパーは格好の自分の話し相手を見つけたとばかりに彼女独自の強引さで彼を自分の会話のペースに乗せようとします。しかしマキシムの方は明らかに粗野でけばけばしい彼女よりもひたすら黙りこくり自分の主人の言動に顔を赤くしている「わたし」に好意を持っている様子。彼はほぼ彼女の雇い主は無視し(!)「モンテ・カルロをどう思うか」などいくつか「わたし」に質問をした後席を立ちます。当然ミセス・ヴァン・ホッパーは自分がないがしろにされたという事実も気に食わなければ、会話に口を挟んだ(答えただけですが)「わたし」の態度も気に障りすっかりご機嫌斜め。
一方の「わたし」は密かにマキシムに思いを寄せるようになります。

そんな折り、ミセス・ヴァン・ホッパーが都合良く風邪をひき、二週間の安静を医師から言い渡されます。こちらも密かに前妻”レベッカ”と全く違う素朴さ、可愛らしさを持った「わたし」に惹かれ始めていたマキシム、その機会に「わたし」をランチやドライブに誘い、二人の中は急接近。しかし彼が自分の住む屋敷マンダレイの話になると表情を暗くし、黙りがちになることに「わたし」は気づきます。

ですがミセス・ヴァン・ホッパーの急な用事の為急いでモンテカルロを旅立たなくては行けなくなった「わたし」マキシムに一目会うことも許されず(まぁ当たり前だ、ミセス・ヴァン・ホッパーは二人の仲を知らないんだもん)、なんとかホテルの内線電話でつないでもらおうとしますが当人は不在。しかし荷造りを終え部屋で悲嘆に暮れる彼女の前に直々にマキシムが登場、結婚してくれないかと突然のプロポーズ!最初「わたし」は冗談かと思いますが彼の真剣な態度に気付き、答えはもちろんYES。めでたく結婚、マンダレイの新しい女主人となりました。

しかし今までは人に仕える立場だった彼女は、屋敷に着いた時点で大きなお屋敷とずらっと並ぶ召使いたちに圧倒されてしまいます。そんな彼女を好奇心むき出しで眺める召使いたち。なかでも女中頭Mrs.ダンヴァース「わたし」にあきらかな敵意を持っており、絶対に「わたし」を”ミセス・ド・ウィンター”と呼ぼうとしません(←新しい女主人と認めない)でした。
そしてMrs.ダンヴァースだけでなく、マキシムの姉ベアトリスフランクといった「わたし」に好意的な人たちも含めたあらゆる人が、心の中で”レベッカ”とは「わたし」を比較していることには「わたし」は気付き始めます。また屋敷中に常に漂う”レベッカ”の気配にも…… 普段は優しくても何かのきっかけで急に黙り込んだり激したりする夫は何を隠しているのか、またそれが前妻”レベッカ”とどの様な関係があるのか。今は亡き”レベッカ”の影に支配された屋敷の中で、は「わたし」はだんだん精神的に追いつめられていきます。



といったところがネタバレ全くなしのかなり丁寧なストーリー解説でしょうか。ジャック・ファヴェルも登場させたかったのですが、まあMrs.ダンヴァースを密かに訪ねてくるシーンがあるとだけ書いておきましょう。なにせ彼は物語のかなり重要なキーを持っている人物なので。

まりほは数ヶ月前にこの舞台を観てきましたが、なんとも不思議な舞台です。というのも観た当初は二人の間で感想を少し話し合っただけでしたが、今になっても二人ともそれぞれ舞台Rebeccaのリサーチ(色々な方のRebecca観劇blogを読む、国ごとの特徴を調べるなどなど)をしていることが判明。いやはや、”レベッカ” パワー恐るべし。そうそう、Mrs.ダンヴァースについてはまりほがまだ書くことがあるそうですよ。久々にまりほのブログが読めるのでしょうか?お楽しみに……

ちょっとサスペンス風に終わらせてみたかったまりなでしたラブラブ