顧客減少に歯止めのかからないパチンコ業界 | (旧)日本が好きなだけなんだよ

顧客減少に歯止めのかからないパチンコ業界

7月12日(ブルームバーグ):顧客数減少が止まらないパチンコホール業界で、新たな財務戦略を採用する動きが広がっている。「事業証券化」と呼ばれる最新の金融技術を使い、パチンコ台の入れ替えや店舗網拡大に必要な大型資金を調達、シェアを伸ばそうとするホール運営業者が出てきた。業界再編が進む国内最大のレジャー産業で、こうした戦略が優勝劣敗を加速させる可能性がある。

事業証券化とは、ある事業から得られる将来収益を担保に債券を発行して、投資家から資金を調達するもの。住宅ローンや自動車ローンなどキャッシュフローが予測可能な資産の証券化に比べて、より高度な技術が必要だとされる。業界の総売上が約30兆円といわれるパチンコ業界に、この金融技術を応用すれば、ホール運営業者は数百億円単位の資金を一括調達できる。



以前から囁かれていたパチンコの証券化がいよいよ実現する模様である。ジャスダックでのパチンコホール上場が却下されたことを受けての業界の生き残り対策だと思われるが、客離れに歯止めがかからない以上、いくら設備を増強したところで顧客減少の流れが変わるわけではない。あるいは、他業種進出等の多角経営の為の資金調達なのかもしれない。業界も生き残りに必死ということだろう。平成13年のパチンコの店舗数が16800軒で、現在の店舗数が推定で15000軒前後だと思われるので、ざっと5年で一割強の店が廃業に追い込まれた計算になる。郊外型の大型店舗の開業で、中小型店舗の経営が圧迫されているとも考えられるので、まだまだ業界の屋台骨が揺らぐというほどのことではないだろう。


パチンコに負けてくやしい、勝って負けを取り返したいと思うのは空しい行為である。パチンコに負けて人生に勝つ!それがパチンコを止める最大の意義だと自分は思う。自分はパチンコしか楽しみがないと思っている時点で既に負け組だ。人生の楽しみとは自分で見つけ出すものであり、探せばいくらでも楽しみは存在している。楽しみを探す僅かな努力も出来ない無気力な人間が、パチンコホールに集っているのであり、パチンコをやっている自分もその一員だと考えるのなら、正常な人間なら恐らく背筋が寒くなるのではないだろうか。無気力で想像性の無い人間の行く着く先は破滅のみ。あなたの人生はあなたの選択次第でいくらでも変わることを忘れてはいけない。パチンコを止めることはある意味、新しい自分を探す道なのだと思う。