どうも甲楽わんです。

 

【OИE】名前のない怪物を歌ってもらった【オリジナルMV】を公開しました。

◆原曲 EGOIST
◆Vocal ONE -ARIA_ON THE PLANETES-(CeVIO)
◆Chorus 緑咲香澄(CeVIO)
◆Vocal arrange 甲楽わん[Korakuone]
◆Mix PAF
◆Illust hu-ca(http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=61746693)
◆Movie *yuuka
 
 
歌唱編集ファイルCCSを覗きたい方は、コチラをどうぞ。
 
 
知っている人は知っていると思いますが。結月ゆかりによるカバーが有名です。
ですので、VOCALOIDでカバーすると二番煎じにしかならないなと思っていたので、作る気はなかったのですが。CeVIOなら、そうならないと思ったので今回ONEでカバーを作ることにしました。
 
歌唱自体は、かなりタカオカミズキさんの結月ゆかりカバーを参考にしています。ピッチカーブは、ゆかりカバーをベースに僕が少しアレンジし直したという感じです。
 
といっても、結月ゆかりカバーとはずいぶん印象が違うと思います。
結月ゆかりは本家さん(EGOISTのボーカルさん)に似た息っぽい声質なので、歌わせると本家に似た印象になります。一方で、ONEちゃんは息っぽさが少なく力強い声なので、どう頑張っても本家には似ないです。
 
本家の雰囲気で歌わせようにも出来ないので、力強いボーカルしかありません。
ONEならやはり、サビで高音の張りのある声が生きてきます。サビではかなり上や下に揺れていて(プレパレ―ションやオーバーシュート、ビブラートなどが連発してる)、これらがボーカルの力強さと存在感を出しています。
 
また、シリアスさをだすために、声質(ジェンダーファクターのようなもの)を80くらいまで高くしました(デフォルト50)。イメージとしてはKalafinaの声が野太いボーカルさんですね。
一度デフォルト50で歌わせてみたら、避難訓練のときの小学生みたいな印象(真剣さが足りない??)になったので。これは違うな、、、と思いました。(笑)
一般的には、声質パラメータを小さな値にして(幼い声にして)、萌え系にすることが多いらしいので。今回のボーカルはインパクト大きかったようです。
 
 
 
それと個人的に拘ったのは、雑に歌う感じですね。あんまり素直に、発音してほしくなかった、わけです。
 
というわけで、歌詞どおりの発音してないところが多々あります(下図)。
図 「身体を受け入れともに行こう(からだをうけいれともにゆこう)」の打ち込み。
 
歌詞にはない小さな音素(微音素:後々ブログで紹介したいと思います)をたくさん入れたり。(たとえば、ラ行子音の前に「う」や「n」を入れる、母音と母音の間に「f」「h」を入れるなど)
 
口を開き目に歌う感じを出したり。(たとえば、「え」⇒「えあ」、「お」⇒「あ」、「あい」⇒「あえ」のように変更するなど)
 
タ行を息を激しめに吐く感じにしたり。(「と」⇒「つぉ」のように「ts」の子音を使う)
 
 
 
個人的にはとても満足のいく出来になりました。
では、また。