アリ・アスターのこの話題作。観てきたので。
『ボーはおそれている』
たぶん、多くの人が、この監督を評する時、声を合わせて言いたいこと。
「あなた、どうかしてる!」
御多分に洩れず、私も、この作品を見終わった時、そう思った。
けれど、時と場合によって、その「どうかしてる。」が、褒め言葉になる時もあるわけで。
例えば、アリ・アスター監督の前作『ミッドサマー』では、褒め言葉のほうに寄った、「どうかしてる。」だった。
今回のは、ちょっと違うかな… というのがエンドロールを観ながら思ったこと。
もちろん、ボーには世界がこのように見えて、このように感じていて、繰り返し描き出される常軌を逸したストーリー展開も、その彼の世界を疑似体験させるためであるのも、よく分かる。
例えば、本作のアニメ部分で起用されているレオン氏とコシーニャ氏の『オオカミの家』では、チリに実在した曰く付きのコミュニティでの虐待を疑似体験させる作品になっていて、こちらはそれに圧倒され、新しい映画体験として思わず唸ってしまった。
しかし『ボーはおそれている』を観ていると、その描き方の少しのバランスの傾き方によって、脈絡もなくただ流れていく物語に見えるか、緊張感を保ったまま観客を巻き込んでいけるか… 結果が大きく変わってしまうのだと思った。
作中の、チ⚪︎コのモンスターが屋根裏に潜んでるシーンには、スティーブン・キングの映画版『IT』の後半に蜘蛛お化けが出てきたとき以上にずっこけた。
思わず笑ってしまったり、バッドトリップ的描き方に少しばかりわくわくしてしまったり、そのあたりを膨らましてもらえばもっとエンターテイメントとしてぐっときたのかも知れないけれど… と、ここまで書いて、「いや、アリ・アスター監督はそんな分かりやすいエンターテイメント作品になってしまうのが嫌だったのだ。」と気づいた次第。
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…… なんとなーーく、最近観た映画レビューを、Filmarks の方でもアップしてるっす。
個人的なメモ程度…みたいな駄文だけど😅
Filmarksから、「寝木裕和」で検索してもらうか、下のQRコードから探したら見つかるかも、、
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4月のライブ情報。
高円寺の稲生座にて。
⇩ ⇩ ⇩
2024年 4月21日(日)
@ 高円寺・稲生座
《act 》
寝木裕和
Jun
Open 19:00 / Start 19:30
Live charge ¥1650 + 1D.
↑ Jun ちゃん作♫
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そして、そして、
5月には… 恒例になってきた、
『夜の散歩をしないかね』
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2024年 5月10日(金)
@ 西成・難波屋
『夜の散歩をしないかね Vol.24 』
《act 》
寝木裕和
大津 光央
キチュウ
OPEN 18:30
START 19:00
投げ銭ライブ❗️
…どちらも楽しみ♪
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わたくしの2NDアルバム『LUZ』を、CD journal さんのウェブの方で取り上げていただきました。
↓
https://www.cdjournal.com/i/disc/luz/4121090383
1STアルバム『ホンモノのオーガニック』、
2NDアルバム『LUZ 』、共に、メールで直接でも購入可能です。
(当ブログの下の方に記載のメールアドレスにてお願い致します。)
それから各種サブスクリプションでもダウンロード可能です。
店舗としてはHMV、Tower record等でも注文はできる他、東京では小岩Bush Bash 、下高井戸TRASMUNDO、国立・地球屋、高円寺・黒猫(元・円盤)などなど、大阪では西成・釜晴れ… 等々でも購入可能です。(他の店舗も追って記していきます。)
1stソロ・アルバム『 ホンモノのオーガニック 』からのタイトル曲、「ホンモノのオーガニック」動画↓
アルバム『LUZ 』の中の一曲の、「歯車の国」動画
↓ ↓ ↓
「歯車の国」
music / lyrics by 寝木裕和 Negi Hirokazu
映像製作、江頭裕。
This movie created by Yutaka Egashira .
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《“寝木裕和”弾き語り
ライブスケジュール》
● 4月21日(日) @ 高円寺・稲生座, Tokyo
● 5月2日(木) @ 梅田ハードレイン ,Osaka
● 5月10日(金)@ 西成・難波屋 , Osaka
● 6月16日(日) @ 西成・防災会館 , Osaka
● 6月23日(日)
『かなしいうたがききたいぜ』
@ 高円寺・ROOTS ,Tokyo
● 8月30日(金)@ 西成・難波屋 , Osaka
ライブ出演のお誘い等々、ご連絡は、
コチラ ↓↓
kora2negi@gmail.com