先に帰ってきたのはハルだった。

リビングにいるアキくんを見て

「あれ?アキさん 来てたんですか?」

と ちょっと驚いたハルと

「うん。おじゃましてる。」

と にっこり笑うアキくん。

アナタタチ コワスギル…。


ハルは 私の顔を見ると 

「はなさん… また ずいぶんキレイな手形つけてますね…。」

と ため息をつき アキくんに

「何か面倒かけましたか?」

と聞いた。

「ちょっとだけな。勝手にビンタさせてもらったよ。」

「それは別にいいんですけど… 迷惑かけました?すみません。」


ハル… 私 こんなにひどくビンタされてるんだから ちょっとくらい アキくんに文句言ってよ…。
なんて思ってたら 


「はなさん?なんでビンタもらったんですか?」

ハルの鬼の顔…。お怒りマックスだな。全身に鳥肌が立った…。やばい。やばい。やばい。
逃げ出したい。


「あ… えっと… 」

「はなさん ちゃんと話さないと ビンタしますよ?」

ハル… ちゃんと話してもビンタするでしょ?
どっちみち ビンタされるんたよね 私…。


一連の話を終えると 静かに怒っているハルは

バシッッッーーーッ

何も言わずに 私の左頬を平手で、打った。

あぁん… ビンタ腫れしてるほっぺたに ビンタ…。


「ごめんなさい。」

「許しません。」

バシッッッ

右頬も打たれた。



許しませんって… そんな…えーん
謝ってるし 反省だってしてるのに。