エホバの呪縛② | 私

記録

小学校生活は最悪だったな。

なーんにも楽しくなかった。

2年生のときに初めてお友達の誕生日会に誘われてね。

とっても嬉しかったんだけど、怒られて。

誕生日は祝っちゃダメって聖書に書いてあるでしょ?!と。

後日、その子が私にプレゼントくれたんだよな、茶色の写真立て。

誕生日会に来てくれた子に、お礼に準備してたみたいで。

来られなかったから、どうぞって学校帰りにくれてさ。

嬉しかったんだけど母から怒られて。

そもそも友達と遊んじゃだめだから。

誕生日にまつわるものなんて受け取ったら余計に怒られるよね。


友達が家まで遊びに来てくれた事もあったな。

5人くらいで家に来てピンポン鳴らしてくれてさ。

嬉しくて遊びに言っても良いかって聞いたらさ、

世の交わりはダメって聖書に書いてあるでしょ?!断りなさいよ!!って怒鳴られて。

今でも覚えてる。ドアをちょっとだけ開けて、コソッと「ごめん、遊べない」って目に涙浮かべながら必死に笑ってたの。

みんな「え、なんで?」ってドア開けようとするんだけど、それを「えへへ」って言いながら閉めて。

また怒られる。早く断りなさい!って。

だから学校から帰って友達と遊んだ記憶が一切ない。

学校の帰り道に歩きながら喋っただけ。。

学校ではそれなりに友達いたんだけどな。


校歌は歌っちゃいけないし、口パクもNG。

毎年毎年自分で先生に証言させられる。

自分がエホバの為にやらないんだから、自分の口で先生に証言するのが当たり前。

そうするとね、親は鼻高々に他の兄弟姉妹に自慢するの。

うちの子は自分で先生に証言してますよーって。

わー励まされますー。と言われるのがお約束。

親に褒められ、兄弟姉妹に褒められ、親も嬉しそうで自分も嬉しい。

それが小学生の心理。

でも何も信じてないのよ。

ただ褒められたかっただけ。

ただ喜んで欲しかっただけなの。