オンライン会議で音酔いするとはなあ。

 

元々絶対に近い音感を所持しているとか、

トラウマがフラッシュバックしてくるような情報が、

目からも耳からも飛び込んでくるのを本能的に阻止する傾向があるというか、

単純に地獄耳(苦手な音が地獄のように頭の中を反響するという意味で)とか、

まあいろいろ面倒な体質なんですね。

しかし「ちょっと耳がですね」と説明したところで、

筋金入りのバンギャルであることを引き合いに出されて、

「あの爆音に耐えられる人間が?」と首かしげられることも多いんです。

単純に、爆音にはめっぽう強いけど、雑音にはめっぽう弱いというだけなのですが、

それをうまく説明できるかというと、難しいというかなんというか。

人間、夏がダメだったりセロリが好きだったりするように、

苦手なものにも系統というものがあってだな(唐突なセロリ)

 

幸い周りの人が、私の地獄(のような)耳を理解したうえで、

「これで大丈夫?」といろいろ工夫してくださったり、

「不便なことあったら言ってくださいね」と言ってくださる方が多いので、

すごく助かっているというか、

「じゃあ、こうしていただくことは可能でしょうか?」と、

提案をすることもできるので、ただただありがたいなあと。

このご時世だし、困ったときはお互い様とか、

世の中にはいろいろな人がいるということをわかったうえで、

お互いを尊重できるって、素敵なことだよなあと。

 

弱さを使って強く出ることが、どうしても自分の信念に反するので、

結果的にいろいろ抱え込んでしまいがちなのですが、

他人の好意や親切に素直に甘えられるようになったのが、

ここ最近の自分の成長なんだろうなと思います。

 

まあとにかく、コロ助さんが穏やかになってくれるのを待つばかり。

貴族様の発売中止になってしまったアルバム、

本当ならフランス革命の記念日に手元に届く予定だったのになあ・・・。

(その日にリリース日を設定してくるあたり、圧倒的貴族様である)