人生は長い短いではないというけど、あまりに早すぎるよ。
倒れたという第一報が入ってから2日、
亡くなったという報道がされてから10時間ほどたったでしょうか。
実感がわかないというより、
マツさん自身がタフを通り越して、
殺されたどころじゃ死なないタイプに見えるというか(我ながらひどい・^^;)
だから今はちょっと気を失ってるだけで、
くりぞーあたりに一発ぶんなぐられたら、
息吹き返しそうな気さえするんですよね・・・。
そして「おらーっ!気持ちよく寝てたのに起こすんじゃねー!!」と叫びながら、
くりぞーをおっかけまわしかねない(^^;)
マツさんていうのは、そういう人です。
マツさんがマリノスに入団してからの16年間リアルタイムで見てきて、
ラストゲームでの「オレマジでサッカー好きなんす!」というあの挨拶も、
スタジアムで見てました。
だからどうってわけじゃないんだけどさ、
やっぱりマツさんはいて当たり前の人で、
いなくなるなんてことは、これっぽちも考えちゃいないし、
考えたこともなかったんだよね。
ましてやその存在自体がこの世界から消え去ってしまうなんてことも、
想像すらしてなかったわけで。
もしも未来を知る手段があって、
マツさんがこの運命を知っていたとしても、
それでも彼はサッカーを続けること、松本山雅に行くことを選んだと思う。
それが松田直樹という、
一人の不器用なサッカーしかない男の生き様みたいなもんで。
だからこそ、いろんな人から愛されたんだと思うし、
よそのチームのサポさんも今回の訃報にはショックを受けていた。
対戦相手だった選手、代表で一緒にプレーした選手、
そして彼の背中を追いかけてプロになった選手からも、
哀悼の意が次々表明されてるし、
週末のJリーグ、JFLの試合で、
すべての選手が喪章をつけてプレーすることになった。
そして明日のキックオフFマリノスが特別編成になり、
マツさんの追悼特集になることも決まった。
もうマツさんが相手にハードなタックルかます姿も、
守備ほっぽらかしておらおらあがっていく姿も、
なによりもう、ピッチに立っている姿も見ることができないんですよね・・・。
ただね、今日偶然見てた教育テレビの番組でさ、
中南米の「死者の日」っていう風習の特集をしていたの。
メキシコでは、その日一日お墓に泊まり込んで、
故人が好きだったものを食べて、
故人が好きだった飲み物やお酒を飲んで、
故人が好きだった音楽を演奏して、一晩中お祭り騒ぎするんだってさ。
多分中南米土着の考え方とカトリックの死生観と、
日本人の死生観って違うと思うし、
昔そういう授業を取ってたこともあるけど、
「若いから実感わかないんでしょうね」とおまけでレポート合格もらったぐらいだからさ(^^;)
人それぞれ解釈があるんだと思う。
なんつーか、
マツさんと私たちサポの間には「サッカー」という共通項があるわけじゃないですか。
マツさんが好きだったサッカーを愛し続けること、
マツさんが愛したサッカーをもっと発展させること、
そうすることで、いつでも私たちはマツさんとつながることができると信じたい。
いや、信じている。
もうマツさんとは会えないけれど。
二度とプレーしている姿を見ることはできないけれど。
記憶っていうのは、薄れていくものかもしれないけど。
それでも「サッカーを愛し続けること」
そうすることで、松田直樹という人の残したものは、
ずっと生き続けると思うんです。
あともう一つ「闘うことを恐れないこと」ね。
マツさんはいつでも闘っていたし、
今日の今日まで突然襲ってきた病魔と最後の最後まで闘ってたじゃないか。
マツさんがそうしたように、限界まで自分と闘おうじゃないか。
たとえ自分では闘ってるつもりでも、
まわりからはむやみやたらとケンカ売ってるようにしかみえなくてもさ(^^;)
いやそれリアルに想像できるから微妙に加減しないとまずいかもな自分(^^;)
サッカーの楽しさを教えてくれてありがとうマツさん。
謹んでご冥福をお祈りいたします・・・・。