久々にモノカキ。
なんというか、行かなきゃよかったとか、行って損した試合っていうのがあれば、当然、行ってよかったと思う試合もあって。
行かなかったことを後悔する試合ってのもあって。
今日であれば、行かなかったら物凄く後悔しただろうし、仕事長引いて大遅刻したけど、ほんとに来てよかったなって思える、そんな試合でした。Jリーグもやれるよ、捨てたもんじゃないねっていう、そんな90分になりました。
さて試合。フロンターレはようやく18人が各ポジションで組めるように。山根やら悠やらチャナティップやらいろいろ戻ってきて、GKフル稼働は2試合までとなりましたが、そもそもそんな状態が2試合の続いている時点でいろいろおかしい。
鞠はほぼフルメンバー。
ルヴァンでFP総取っ換えやって、みんな元気そうですねー。あー。やだー。
後半15分頃からスタジアムについたので、内容はそこまで。でも一応スマホでは見てたけど。
コンディション面では明らかに鞠有利の中、試合序盤から激しい肉弾戦に。球際、特に川崎の左サイドのところの局地戦は非常に見応えがありました。それでいて、どちらもカウンターから点が取れるチーム。目まぐるしい攻守の入れ替わりで、見ていてとっても面白かったのでは。生で見れなかったのが本当に惜しい。
とはいえコンディションの差で前半の主導権は鞠に。しかし、決定機までは至らず。そうこうしているうちにフロンターレは最初の決定機で先制。谷口のフィードを右で受けようとした山根はなんとダイレクトでのクロスボールを選択。イレギュラーなバウンドで中に入ると、走り込んできたダミアンがうまく合わせて先制点をゲット。山根のクロス精度は言わずもがな、谷口のピタリと合わせるフィードもとても良かった。ダミアン?あの体勢であのボールを枠に飛ばすのは変態です。うん。
兎にも角にも、押し込まれていたフロンターレがロングボール2本で先制。近頃あまりなかった対角から逆の大外への幅を使わせるボールが功を奏した形に。でも受け手がサイドバックである想定はしてなかったよw
一方、先制して圧倒するつもりが逆に先制され、さらにフリーなポジショニングで相手を翻弄できる西村までも負傷で失うというアクシデントに見舞われた鞠。変わって入ってくるのがマルコス·ハゲ·ジュニオールってのもなかなかズルいなとは思うんですが、個人的はマルコスより西村のほうが嫌らしかったかなという印象。正直早々に下がってくれたのはラッキーだったかもしれない。それでも一本のカウンターで抜け出した仲川に今日も元気に恩返し弾を食らい、前半は1−1で折り返しということに。
前半はかなりプレー強度も高く、後半どこまで持つか心配だったのですが、後半開始後も変わらず一進一退の攻防を続ける両チーム。それぞれ65分過ぎの決定機を仕留めていたら話は違ったかもしれませんが、ドローゲームのまま試合は推移していきます。
この時間帯は鞠のゲームだったと思うけど、仕留められそうでじわじわと時間が過ぎている感覚で、鞠側としてはもどかしいものだったのでは。フロンターレはフロンターレで、なりふり構ってられないけど、押し込めない展開が続く状態。終盤は両方脚が攣る選手が続出し、主審までも負傷交代という死闘に巻き込まれていく展開に。
それで、なんというか死力を尽くした先に待っているゴールが劇的なのはなんというか、ふさわしい結末というか。楔を入れた悠も、あの時間にあのクロスを入れられる家長も、攣った足で飛んでヘディング叩き込んだジェジエウも、どれもスーパーでした。そのまま試合終了、なんとか2-1で勝ちました。疲れた…。
フロンターレは執念の勝利。勝ち点1でも落とせばほぼゲームオーバーの文字通り崖っぷちの状態から、なんとか優勝争いに生き長らえました。そもそも人が揃わず、鞠戦に向けての準備なんかさほどできてないだろうし、山根とかはボールを蹴れるようになってからの時間なんかほぼなかったはずなのに、最後は勝ち切っちゃうんだからお見事でした。モチベーションの差でほんの少し相手を上回ったかな。
MVPはもちろんジェジエウでいいんだけど、個人的には谷口を推したい。E-1からの連戦、ほぼフル出場続きで、周りがコロナなどで出れない中、なんとか立て直そうと必死だったのが報われたかなと。今日は最後立てなくなるまで走って、最小失点に留めた上に、先制点につながるフィードキックも見事でした。
鞠はしょうがない。こういう日もある。
返す返すも西村の負傷交代がなければというのと水沼の交代があともう少し早ければというのはあったかな。
でも嫌いだから、鞠に勝つのは嬉しい。試合前にシャーレフラッグ出してみたり、変な時間稼ぎしたりするからそうなるんだよ。やーい。ざまーみろー。
しかしまあなんというか、昨日のスタジアムはなんかどこかおかしかった。久々に2万人入って、ラストであんなもん見せられたらそりゃおかしくなるんだけども、本当に、おかしかった。
気味の悪い蒸し暑さとか、試合を通じて繰り広げられる強度の高い肉弾戦とか、時折出るワールドクラスのプレーとか、それらに対して起きる観客のいちいちオーバーなほどの大きな拍手やリアクションとか。選手にしたって、走りきって立てなくなったり、判定にいつも以上に血相変えて食って掛かってみたり、脚が攣った状態で飛び上がってみたり。
そしてラストの等々力が揺れるような大歓声。終わった瞬間バタバタと死人のように倒れていく選手たち。残酷なまでの勝敗のコントラスト。
なんというか、昨日のスタジアムは狂気に包まれていた。スタジアムに集まった全ての人が、誤解を恐れずに言えば人の形をした何かが、どこか目の色をガラッと変えてこの試合に臨んでるような。ゾクゾクする、そんな感覚は久々に味わいました。昨日スタジアムで、五感で感じたもの全てがまだ焼き付いて離れない。そりゃ寝れないよw (夜ふかししつつ結局は寝た)
あ、2016のアレに重なるのはわかるけど、あれば自作自演だったからな。シチュエーションも違うし、なにより今日ほどみんなおかしくはなかった。
絶対に負けられない相手で、文字通り今季の趨勢を決めるかもしれない大一番で、コロナやらなんやらでチーム状態がボロボロでも両者のプライドがぶつかり合って、現状披露できる最高の90分のエンターテイメントになったんじゃないかと思う。だから、みんなおかしくなった。
それだけに、勝って終わったあとの充実感もひとしおに。これがあるからサッカーはやめられないや。個人的には、もうすぐ北海道に短期で引っ越すので、等々力にしばらく行けなくなる前にこういう試合が見れて本当に嬉しかった。そりゃ、みんな遠くからも近くからも行くよなあ。
水曜のヨドコウに行った時にも感じたけど、改めてフロンターレが好きであることを確かめられるような、そんなゲームになりました。
今日の試合で勝点を1つでも落とそうものなら、それこそ終わりで、あとは淡々と試合を消化しつつルヴァンを狙うだけのシーズンになってたんでしょう。実際98分まではそうだったわけで。でも、勝てた。
優勝争いに生き残る権利を得ることができました。
だからこそ、次は大事だなと。残り全部勝って、なんとか2冠取れるように頑張ってくださいな。
また仕事頑張って応援に行くからさ。頼んだよ!

