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 ストレス顆粒は細胞質にある動的な貯蔵体で、翻訳が止められているRNAを含み、細胞のストレスに応じて集まります。著者らは、前回の報告でSGを新しく形成させる因子であるG3BP1が抗ウイルス活性を示し、dsRNA依存性キナーゼ活性(PKR)をストレス顆粒にリクルートし、eukaryotic initiation factor 2 (eIF2α)のαサブユニットをリン酸化することを示しました。今回著者らは、SG依存性のPKR活性を詳しく説明しています。G3BP1とPKRはお互いに直接相互作用をしていました。それは、G3BP1のNTF2様ドメインとPXXPドメインの両方に依存していました。また、G3BP1と相互作用するたんぱく質であるCaprin1もPKRに直接結合していました。この結合は、ストレス顆粒での効果的なPKRの活性化を制御していました。また、この結合は活性型PKRを細胞質へと基質の認識に向かわせるのに必要不可欠でした。このG3BP1-Caprin1-PKR複合体は新しい様式を代表するもので、メンゴウイルスに感染している間におこる抗ウイルス活性にとても重要です。著者らのデータはストレス応答と結果としておこるストレス顆粒と自然免疫の活性化をリンクさせました。それは、PKRを介して行われ、外来dsRNAのパターン認識のためのリクルートなしに行われました。(PMID:25784705)
 ネットの調子があまり良くないので、マッタリしたペースで紹介して行くことにします。自然免疫とストレス応答がついにリンクしましたね。ストレス顆粒は別名Processing bodyとも言われ、神経変性疾患とも関連があると考えている人もいます。昔から、感染症に伴う脳炎から変性疾患を起こす例も知られています。ここでストレス応答時にここで起こる翻訳がホメオスタシスにどのような影響を与えているのでしょうか?eIF2αの下流にある抗ウイルス活性の具体的なメカニズムは?この領域は、今後の解析が無茶苦茶気になります。ではまた。