「ミス・サイゴン」は、1992年4月23日のプレビュー公演から始まり、5月5日に初日を迎え開幕しました。
初演から観ている、エンジニア役、市村正親さんのファイナルステージということで、今回は観なければと、行ってまいりました。
やっぱり、特等席でみると感動も格別でした。
何度も観ている舞台でも、細かいところまで見えるから、また新たな発見がたくさんありました。
2幕の幕開き「ブイドイ」は、コーラスを聴いただけで、涙。。。
理生君演じるジョンのソロナンバーは、期待どおりの歌唱で、1幕とは違ったジョンになっていました
ストーリーの最後は悲しくて、これまた涙、涙、です!
幼いタムが、可愛くて、子役さんはみなさん5歳なんですね!
もう、いろんなことが大丈夫なんだろうか?と心配になるほど、舞台上で展開していくストーリーにドキドキです。
初演から24年、同じ役を演じてきた市村さん、役に対して、初演の頃とは違った思いもあるかもしれません。
そして、観る側の私達も、この24年の間にいろいろ経験をして、この作品に対しての感想も違ってきたりします。
重いテーマをかかえるこの作品、女性の気持ちとしては、キムとエレンの両方の気持ちがよくわかります。
エレンの三森さん、気持ちが伝わる素敵な歌声でした。
藤岡君も上手かったです。
キムは、あまり気持ちが伝わらず、心に響きませんでした。クリスもいまひとつで、ふたりともなにかたりない???
あの状況での恋、もっともっと熱くて激しくて深くて・・・そんな気持ちがヒシヒシと伝わってこなかったよ!
市村さんは、若い!のひとことで、すばらしいパフォーマンスを魅せてくれました。
決して大柄な方ではないけど、全身で表現しながら歌い踊る姿にアツーい情熱を感じました。
上原理生君、色気があってなんともセクシー、1幕のジョンも2幕のスーツ姿のジョンもどちらもステキでした。舞台映えする容姿に圧倒的な歌唱力、歌に込める気持ちも素晴らしくてブラボーです
たくさんの可能性を秘めていて、いつかはセンターに立つ人だと思います
くまのぬいぐるみ、持ってる?
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