平昌オリンピック男子シングルフリーの日から
今日で一ヶ月。

今ごろ?という感じですが、
あの日の自分の気持ち、


自分用日記です。


2018年2月17日


朝5時に目が覚め
というか、あまり寝た感じもしないのですが、
5時には起き上がり、いろいろ用意を整え(この時点ですでに夜のメダルセレモニー仕様の下着類を着込み、分厚いスキーソックスを履いて)6時半に朝食が始まるので、ちょっと離れた隣の建物まで行き、もう部屋には戻らないで7時25分の集合よりも早めにロビーで待機していました。今日は昨日よりも少し気合い入っています。

ホテルから会場のバスを停めるところまではちょうど一時間でつきました。
また8時半です。そこから7分くらい歩いて入り口まで行きます。
また男子の最終グループの練習がもう始まっていて、ガイドさんが「見たい人は走って」
って言うんですけど、
見たいに決まっているけど
冬山仕様にした丈夫で重たいスノーブーツでは
走ろうにも走れず……
皆さんが軽やかに走って行かれた後をノロノロ歩いていく私。坂道だから歩くのも息が切れてる。
やっと会場にたどり着き急いで自分の席のリンクへの扉を探すが、その時、もう「SEIMEI」が聞こえてる~
とにかく近くの扉をあけると
結弦くんの曲かけの途中だった。
自分の席を探すまもなく、とにかくその場で立ったまま、練習を見ました。
最後は流してる感じだったかな。
曲かけ終わるとそのままひきあげて行かれました。
あ~、またほんの少しだけど、見れてよかったわ。

朝の練習終わったタイミングで、別のツアーで来られてるゆづ友さんと待ち合わせ。
少しお話しました。
その方はソウルから朝早く(たぶん暗いうちから)来られてるとのこと。
他の皆さんも開場前には到着し並ばれて、開場と同時に入られてる様子。そうすれば最終グループの練習は最初から見られたのでしょう。
私の参加したツアーは、会場から一時間の比較的近い場所に宿泊しながらなぜこんなに遅くきたのか、あと30分早く出発するだけでもよかったのに……と残念に思いましたが、
きっとホテルの朝食開始時間が6時半だったからかな、と思いました。
私は朝食よりも練習が見たいですが、ツアーですし、またフィギュア観戦はあまり慣れていない会社なのかも、です。
ちょっとぐちになってしまいましたが、
少しでも見られたことに感謝しなくては……ですね。

今日は決戦のフリー
昨日よりもさらに気持ちが引き締まります。

第1グループ

ハンヤン
最初のトリプルアクセルはさすが!という感じ。でも少しずつジャンプが乱れ、ちょっと残念。

刑事くん
最初の4S決まった!
次のコンビネーションの4Sは転倒してしまいましたが、3Aは綺麗✨
4T堪えた。
最後の三連は決まってホッとしました。
ステップ、大事に丁寧に踏んでいましたよね。


第2グループ

ビチェンコ
4T3T、次の4T、美しかった。
道化師、素晴らしい滑りでした。
オリンピックでパーソナルベスト✨

サモヒン
サモヒンの演技もよかったですよね。
彼もパーソナルベスト✨

ネイサン
4ルッツ4フリップ次の4フリップはお手つき
4T3T、4T、4S、6つの4回転と
3A、3フリップ1ループ3サルコウ
これだけの4回転を次々に成功させたのは
本当に凄い!としか言いようがないです。

ミーシャ
遠くから見ると結弦くんのショートの衣装に似てる
はじめから終わりまで、本当に美しいスケーティング


ジュンファン
一回転倒ありましたが、他は本当にしっかりと
ひとつひとつ演じていました。


整氷時間、今日は途中のトイレはここだけにして、お昼時ですがソイジョイ1本と水を一口で何とか最後までもたせることにしました。



第3グループ

キーガンメッシング
緩急のある、見ていて小気味いい演技でした。
4回転もふたつ成功✨


ビンセントジョウ
4ルッツ3T、4フリップ堪   4S
4ルッツ、4T
3A2T、3A、3ルッツ1ループ3フリップ
ネイサンもすごいがビンセントもものすごい構成。
しかし、正直言ってジャンプの印象しかなくなってしまいますね。

コリヤダ
フリーはかなりよかったですよね。

ブレジナ
ジャンプミスはありましたがステップは独特のいい演技だったと思います。


リッポン
ショートに続き、フリーも素晴らしい演技でした。ひとつひとつの動きが磨き抜かれた美しい動きでした。


第4グループ

最終グループがいよいよやってきてしまいました。


アリエフ
2度転倒がありました。ひとつめの転倒で脚を傷めましたかね。

ボーヤンジン
やっぱりボーヤンのルッツが好きだ✨
後半の4T転倒が残念ですが
ステップもがんばっていたし
私的にはよかった✨


パトリックチャン
4T2T、すごく綺麗✨
スケーティングが伸びる気持ちよさ


あ、もう結弦くんだ。
ドキドキは最高に
リンクサイドの様子は見えませんでしたが
スタート位置について
最初のダン!で目を開けたとき
すっかり入り込んでいたので
大丈夫、
こちらも落ち着いて見れました。

完璧な4S
完璧な4T

ひとつひとつ味わいながら
ショートよりも落ち着いて見れたかも、
この日はロングサイドの端のほうだった。
堪えた4Tも、
必死に転倒しないように踏みとどまった3ルッツも
まるで元々そういう演技だったかのように
思えた。
そして
こける気がしなかった。


ハイドロ、今まで見た中で一番くらい
カッコいいハイドロだった。











ハビエル
ラマンチャの男、もうとてもとても好きです。
途中のダブルサルコウが本当に残念。
でもこのときはもう、結弦くんの演技が終わっているので、かなり複雑な気持ちでした。
ハビエルもすごく好きな選手ですし、ハビエルが本当に素晴らしい演技をして、結弦くんを上回るならそれは致し方ない、とも思っていましたが。


しょうまくん
4ループ転倒から始まりましたが
後は大きなミスはなく最終滑走を滑りきりました。


グリーンルームの様子は上のモニターで見ていました。




表彰式前のリンクサイドの様子は
これも見えないので上のモニターで


ブライアンが後ろで写真を撮ったり

そのとなりにトレイシーがいて
よい場面。
肉眼では見れなかったけど




表彰式は目の前でした。
ただし背中です。


SEIMEIが流れて結弦くんが視界に現れ
表彰台に飛び乗り
ダンダン!
で両手をひろげたところまで
ひとつの演技のようでした。



ウイニングランは短かった。
私たちのいるところから始まりましたが、一周せずショートサイドの出入り口から出ていかれました。その出口でハビエルと抱き合ったり、ハイタッチしたりしてるのは見えました。
姿が完全に見えなくなるまで見ていました。


荷物をまとめて会場の外に出るといろいろなファンのグループがバナーなどをひろげて記念写真を撮ったり、お祭りのような賑やかさでした。
その横を通り抜け、空を見上げたら
抜けるような青空でした。






この後、3時半に会場前に集合して
内容的には、
2月18日にupした記事
「平昌メダルセレモニーへの道」
へと続くことになります。

内容が重複になるので割愛しますね。


写真はアップしてなかった。
出口の柵の外から見えた風景だけ
アップしておきます。


大型スクリーンに映ってる結弦くん
肉眼では見えず……






メダルセレモニーツアーからホテルに戻ってきたのが10時過ぎ

そこからホテルのお部屋で
ものすごくささやかな夕ごはん

お昼時の整氷の時に食べたソイジョイの次に
夕方6時にバスの中で食べたまた別のソイジョイ。以来の食事。


日本から持ってきたうどんと
下の売店で買ったさきいか。コチュジャンがついています。

写真は寂しく見えますが、
とてもしあわせな気分の夕食でした。