もしかして、昨日のブログのクルマの件を心配してくださってる方がいるかもしれないので、
話がそれましたが、
ちょっとつづきを書いておきますね。
昨日クルマのエンジンは一発でかかり、無事に帰宅することができました。
クルマは地元のクルマ屋さんのところに入院しております^_^
さて、昨日の帰り、新大阪で乗り換えの時に
在来線の改札内の本屋さんで、「蒼い炎Ⅱ」に無事に会うことができました。
帰りの電車の中で半分以上読み、帰宅して夕食後に残りを読みました。
わりとすぐに読めてしまいました。
ほとんど読んだことがある内容だったので…
最後のページに
「フィギュアスケートLife」
「フィギュアスケートDays」を元に加筆・再構成したもの
と書いてありますね。
「フィギュアスケートDays」愛読していたので…。
2014年を最後に出てないな…と思っていたら、
DaysはLifeに引き継がれていたのですね。
今頃気付く私…。
話がそれましたが、
「蒼い炎Ⅱ」
もちろん初めて見るお写真も
初めて読む内容もありました。
最初のほうの青ティーシャツのお写真。
この上半身だけの写真はたくさん見かけましたが、
下はハーフパンツだったんですね。
そして初めて知る内容とは
2014年末の「尿膜管遺残症」の詳しい状態。
こ、ここまで詳しく語られたのは初めてなのではないでしょうか?
あ、あれが、破裂した⁉️
そ、そんな状態の中の全日本だったのですね…
かがむのも反るのも痛くて
それで珍しくスピンも不安定だったんだなぁと
思い出しました。
そしてしらなかったことのもう一つは、
2015年の全日本の後から2016のはじめ、
この間の世界選手権までのこと。
ニューイヤーオンアイスの後は完全にやすんで
10日たって練習始めたけど、痛くてどうしようもなくて、
どんどんトロントに戻れなくなって、
痛い足をかばいながら練習していたら何も跳べなくなって…
2月に入ってからは4回転も回らなくなった。
世界選手権出場を諦めるしかないと思って絶望したこと…。
そこまで状態が深刻だったということ…。
一時はそんな状態にまでなっていたなら
世界選手権、滑りきれたということで
終わった時、清々しい気分だったのかな…と、
私なりに解釈しました。
シーズン初めのスケートカナダから始まっていた足の不調と付き合って…。
世界最高記録を2度も更新して、
今シーズンの競技を終えたことに。
日本で何も知らずにいて、世界選手権で、勝つのが当たり前みたいに、いつの間にか思っていた自分…。
そして一番感慨深かったのは、
スケートカナダのエキシの練習で
難しい入りかたの4回転の練習をしていたところ。
やはりこの目で見たことについて書いてある部分は、自分の体験と重ねて読むので、
感慨もひとしお、ですね。
あのエキシの時のジャンプ練習、
他の選手が、試合の緊張感から開放されて、
リラックスしたムードが流れる中で、
ひとりスイッチ入ってて
ジャンプに挑んでいる姿は
背中に「炎」が見えましたもの…
私に絵の才能があればその様子を描きたいくらい。
実際、この「蒼い炎Ⅱ」は
ちょうど自分が結弦くんを知って、ファンになった時期から始まっているので、
自分の想いの歴史、と言ったらおおげさだけど、
これまでの想いを一緒にたどる感じでした。
そして私が一番驚き、感銘を受けたのが
エピローグで
「例えば僕という人間を道具として、僕という人間を通して、皆さんが自分の気持ちを伝えるきっかけになればいいな、と。
僕というネットワークを使って、いろいろな気持ちを発信してほしいと思っています。」
というところ。
結弦くんは以前からインターネットでファンの反応とか見てると、
いろいろ見てることは知っていたし、見てることがわかるような発言もあった。
本当は自分のことをネットで見ないほうがいいのに…と思っていたけど、その反面、
ネットで、ブログやツイッターなどで自分のことが書かれていること、
結弦くんを応援するブログがたくさんあること、
実際どう思っているのかな…と思っていたんです。
上記の発言は、まさにそれに対する答えと受け取っていいんですか?
いいんですね?
私も結弦くんのことを書かせていただいてますが、
読者も少ない小さなブログですが、
それでも結弦くんのことを記事にすることで読みに来てくださる方がいる。
ありがたいことです。
それにあわせて自分の言いたいことも書かせてもらったりしていますので、
まあ、有名ブログのいくつかはきっと読んでいらっしゃるでしょうが、
こんな辺境までおいでになることはないと思いますが、
それでも、結弦くんをネタにいろいろ書かせてもらってきたので
いいのかな〜?って思っていたので、
ここで、この彼の言葉にびっくりしました。
いいんですね?
これからも書いていいんですね?
結弦くんを通して
いろんな方と知り合うことができました。
それまでは孤独を感じることが多かったし
好きなことを思い切り語る場所もありませんでした。
今も孤独を感じることはありますが
結弦くんがいて
一緒に語り合える友人もいるということが
圧倒的な孤独からは救ってくれています。
ありがとう。
あなたという存在。
私にとって「蒼い炎Ⅱ」は、それを再確認できた貴重な一冊です。