日曜日の仕事が終わると本当にホッとします。
接客業ですしやはり疲れます。
そして月曜日はお休み。
普段はあまり使わないようにしている特効薬。
2012世界選手権男子フリー。
なぜか今振り返りをしています。
見るたびに新しい発見、というか、感動があります。
本当は毎年3月31日に振り返りをしているのだけど、この振り返り、時間がかかります。
男子フリーの第3グループから、順位が決定して最後の表彰式まで振り返るので…
第3グループ
アボットの情感のこもった演技で会場がかなり温まっている中、
結弦くんが登場。
私の記憶も、4年近く前の3月31日に遡ります。
この日この時、初めてテレビで結弦くんを見ました。
予備知識はまったくなしです。
まったくの初見で、彼の演技だけを見て
一瞬のうちに惹きつけられてしまった。
まさに、「一目惚れ」です。
第3グループが終わって、結弦くんが暫定一位。
第4グループは
フローランアモディオ
ブライアンジュベール
ハビエルフェルナンデス
高橋大輔
ミハルブレジナ
パトリックチャン
そうそうたるメンバーです。
番組としては、大ちゃんvsパトリックチャンの優勝争い、という流れで伝えられていました。
アモディオの演技も素晴らしかった。
でも結弦くんの暫定1位は変わりません。
ジュベールの演技もパーフェクトと思われる演技で、地元フランスなので、会場はものすごい盛り上がり。
しかし結弦くんの点数は超えない。
ハビエルは4T決めて4Sこらえて、3A転倒。
後のジャンプに細かいミスが出て少し振るいませんでした。
大ちゃん
この時のこの難しいブルースの曲でここまで魅せることができるのはやはり高橋大輔さん。
私、もちろん大ちゃんは知っていました。
テレビでフィギュアをやっていたら、気がついたときは見ているくらいの、すごくライトなフィギュアファン(ファンと言っていいのか…)でしたから。
この時の大ちゃんの演技は久々のパーフェクト、素晴らしい演技でした。
ここで大ちゃんが1位、結弦くんが2位に。
ブレジナ
ショート2位だったですが、フリーはジャンプにミスがかなり出て
このブレジナの点数により、結弦くんの世界選手権初出場・表彰台が確定しました。
バックヤードで見ていた結弦くんが
押されて
床に転がってる
最終滑走パトリックチャン
2度の4回転を成功させ、滑りも完璧と思っていたら、最後のジャンプが抜けてしまい
4回転1本で完璧な演技だった高橋選手と
どちらが勝つのか…という展開。
結果はパトリックチャンの連覇でしたが
当時は私は、どうして高橋選手が優勝じゃないの?って思ってました。
今ならもう少し、わかるようになりましたが…
順位が確定して、
(とっさのしぐさがちょっと女子っぽい^_^)
17歳らしい無邪気な笑顔
世界選手権初出場で銅メダル。
何度も聞いてきたことだけど
そして今なら驚かないけど
当時
このそうそうたるメンバーの中で
たくさんの選手がパーフェクトやパーフェクトに近い演技を披露した中で、
シニア2年目、世界選手権初出場の結弦くんが
フリー2位、総合で3位。
改めて本当にすごいことだったんだなぁと思います。
しかもここから2年足らずで世界の頂点に…
凄まじい成長
彼の成長を支えたものは…
やはり、あの事を抜きには語れないのですね…。