四大陸選手権の感想を自分用に書いています。
早くしないと2月が終わってしまう…
2月21日、最終日です。
男子フリー。
ケビンくん。ショートではことごとく転倒していたジャンプ、
フリーでは冒頭4回転サルコウ、トーループとも綺麗に着氷。転倒は1回あったものの、他のジャンプは綺麗に着氷。
素晴らしかったです。
復活の第一歩ですね。
またこれからも、ケビンくんの演技を楽しみにしています。
刑事くん。
練習ではジャンプ安定しているように見えたのですが、4回転サルコウ転倒、3Aが1Aに。
それでも6位というのはスケーティング、ステップなどジャンプ以外でも評価が上がっているということ。
コンビネーションジャンプは流れがありました。
とにかく最後まで流れがありました。
今シーズンは間違いなく飛躍した年。
これからがすごく楽しみです。
ナンソンさん。
気迫のこもった演技でした。
演技後、何かこみ上げるものがあるようでした。
そしてリンクを出る前にひざまづき、氷に手を触れていました。
最終グループ。
テレビの録画を見たら、しょうまくんとボーヤンのライバル対決!として煽られていたんですね。総合力のしょうまくんに対してジャンプのボーヤンというふうに。
そこにベテラン勢が歯止めをかける、のような。
しょうまくん。
ジャンプにいくつかミスが出ました。
スケーティングはいつもどおり滑らかでした。
ハンヤン。
ハンヤンの高い幅のあるトリプルアクセル。
4回転2本、すべてのジャンプをほぼ綺麗に着氷。
ジャンプがどれも美しく、しびれました。
そしてジャンプだけではなく、情感のこもった演技でした。
むらくん。
冒頭4回転トーループ、高くて美しかった。
次の4回転コンビネーションも綺麗に決まりました。トリプルアクセルのコンビネーションも、むらくんは特にトリプルアクセルが高くて素晴らしかった。最後まで美しい演技でした。
ボーヤンジン。
まず、衣装、袖が短くなっている!
4ルッツ、4サルコウ、3Aからの3連続、4トーループ2トーループ、4トーループ、3ルッツ3トーループ、3A、3フリップ
これだけのジャンプをすべて綺麗に着氷。
そしてこれまでは、ジャンプだけで、スケーティングは最後のほうは止まってた印象があったのに
最後まで滑りきれた。
演技が終わった瞬間、目がじわーっとして
やはりスポーツは、いいものはいいんだ‼︎と
当たり前の感想ですが、
ボーヤンの金メダルを確信しました。
ですが…
パトリックチャン。
4回転2回、3A2回。
いろいろ言ってたけど、やはり4回転の回数は増やさざるを得なかったんですね。
演技構成をあげて、それを完璧にやり切る、
どこかで見てきた展開。
パトリックが滑り始めた時、あ、今日一番のスケーティングだと思いました。
ひと滑りでぐいっ、ぐいっと進みます。
もうそこは、他の若手選手がまったくかなわないところ。
ジャンプも本当にスケーティングの一部になっていました。
始まりから終わりまですべてがひとつの流れの中でした。
やはりこれがフィギュアスケートなんだな、と思いました。
パトリックが氷をたたくようにして喜んでいるのを見て、こんな喜び方、始めて見たなと思いました。
パトリックの逆転優勝が決まった時、私のまわりの歓声というか、盛り上がり方はすごかったです。跳び上がって、泣いて喜んでいる人たちを見ました。私はパトリックの人気に驚いていました。
現地では詳しい解説も聞きませんし、最後の点数があるだけなので、
私の気持ち的には、フリーは確かにパトリック素晴らしかったけど、ショート、フリーともほぼノーミスで、難しいジャンプをたくさん跳んだボーヤンが優勝と思い込んでいたので、
すぐには結果を受け入れられずにいました。
でも選手達はわかっていましたね。
ハンヤン、ボーヤン、しょうまくん。
みんな立ち上がって拍手してましたものね。
とにかく、レベルの高い闘いでした。
こんなに見応えのある演技がたくさん見ることができて、
台湾に行ったかいがありました。