家に帰ったら怒涛の日常生活の中に埋没してしまい、たぶんブログとか書けなくなると思うので、
忘れないうちに、個人的感想を書いておきたいと思います。
◽︎◽︎◽︎◽︎◽︎◽︎◽︎◽︎◽︎◽︎◽︎◽︎◽︎◽︎◽︎◽︎
フリーの公式練習見に行きました。
結弦くん、公式練習、調子はそんなによくはない感じでした。ジャンプも半分くらいかな(あくまで素人目線)
公式練習中に、リンクの端からリンクに向かって手を合わせる仕草がありました。
しばらく手をあわせて「お願いします」みたいなポーズ?
何だろう?
そういえば、SPのウォームアップの時も最後に手をあわせて、「お願いします」みたいなポーズしてた。
(演技直前の、手を合わせるのとは違います。)
リンクの氷にお願い?
睡眠不足(自分のせい)で、目をこじ開けるようにしてアイスダンスを見ていたのですが
男子フリーになると自然と目が冴えて
もう第二グループのメンバーがリンクサイドに現れただけで、心臓がバクバク…
第二グループ1番滑走の結弦くんは、6練から演技までノンストップ。
6練を見ているだけでドキドキしておりました。
6練が終わって結弦くんが一人で演技前のウォームアップで滑っている状態の時、
自然とドキドキが収まってきました。
すーっと。
あ、なんか大丈夫だ、
そんな気がしました。
落ち着いて見ることができました。
現地で見ると
あらためて、選手の衣裳がテレビで見るよりキラキラしてまばゆい。
そして衣裳だけでなく、選手そのものが輝いて見えます。
特に結弦くんはそのキラキラが半端ないです。
最初のポーズで集中が高まり
すーっと物語に引き込まれていきました。
ショートサイドだったので
冒頭の4回転サルコウが、目の前で、カッと高く跳び上がり美しく舞い降りました。
降りた瞬間の表情も見えました。
反対側で跳んだ4回転トーループも着氷したのを見ると
より安心して見ることができました。
あとはステップ、
すり足の部分、太鼓の音とあいまってとてもカッコいい。
その後は、曲調がかわり
鈴のような音が鳴ったあとはしっとりとして
まるで天女のように美しい…
3連続も目の前でした。
最後はかなり疲れてしまっていましたが、
滑りきった瞬間の顔は、気迫がこもっていました。
ちょっと魔法にかけられたような感じがしました。
いえ、魔法使いではなくて
陰陽師でしたね。
まだ完全にかけられてはいませんが。
それは、次回までの楽しみに
取っておきたいと思います。
ホテルに戻り、プレカンを見ました。
最初は結弦くんの英語、発音が良すぎて聞き取れなくて、
2回くらい聞いてやっとだいたい雰囲気わかりました。
「ショートは落ち着いていたけれども
今日の フリーの時の自分を信じられる感覚とは少し違って、
すごく 興奮している状態
今度こそノーミスできるって信じてやってたし、
フリーは、大袈裟なこと言うと、
失敗してもいいし
練習どおりに
一生懸命やろうと思いました。」
それを聞いて、
あ、そうか、
と思いました。
私がフリーの演技の前に、
結弦くんのウォーム アップを見ているうちに
すーっと落ち着いていったのは、
結弦くん自身の気持ちが
自分を信じられる状態で
落ち着いていたから、なのですね。
