実はあまり真剣に子供を持つことを考えていませんでした。
その理由として思い当たるのは、
私は弟と双子で、その弟がかわいくてしょうがなくて、子供の頃から
親のような気持ちで弟と接していました。
弟は喘息持ちで、いつも苦しんでいました。
小さい頃から私は自分が身代わりになれたらいいのに、といつも
思っていました。
弟の発作はちょこちょこおこるので、小さいころから常に心配でした。
そして小さいながらに感じていたんです。
「大切なものができるってしんどい」
って。
おとなになると、それに値しないくらいの幸せや楽しさもあるんでしょうが、
ちっちゃいころの私には、しんどさのほうがどんっとのしかかってしまったのです。
「守るべきものができる、大切なものができるってことは、しんどいんじゃないか」
そんな逃げの感情から、なんとなく、子供については真剣に考えなかったのかもしれません。
