日テレの「セクシー田中さん」の調査結果報告書を読みました。97ページもありました。暇かと思われそうですが、ちゃんと経緯を知りたかったのです。


やっぱり日テレがあかんよなあという結論です。


報告書より抜粋

『制作サイドは、C 氏、D 氏が明確に絶対的な条件である旨明言していな かったこともあって、ドラマオリジナル部分は原作者が用意したものを原則変更 せず、そのまま脚本化することが本件ドラマ化の条件であるとは認識しておらず、』

C氏、D氏というのは小学館側の人達です。

原作者の要望を日テレに伝えています。


原作者は最初から、「連載中の作品なのでドラマオリジナルストーリーになる9〜10話については自分があらすじからセリフまで書く可能性もある。それが許諾してもらえないならドラマ化できない」と言っていて、許諾されたからドラマ化になったという認識なのに、日テレ側にそういう認識がなかった。 

なので脚本家にも伝えていなかった。


更にドラマ撮影途中に原作者から問い合わせのあったシーンについて、もう撮影済みと嘘をついた。撮り直しさせられるのが嫌だから。これで原作者は完全に日テレを信用できなくなったようです。


脚本家さんはネットですごくバッシングを浴びていますが、この報告書を読むと脚本家さんも被害者という感じがします。原作者さんが脚本家を降板させないなら9〜10話の放送を許可しないと日テレに言っています。

それは日テレとしては困るので脚本家に降りてほしいとお願いする。更に原作者の要望でクレジットからも名前を外します。



脚本家は寝耳に水の話だし、後進のためにも脚本家としての権利を守りたいが守られなかった。


自分のインスタに9〜10話は原作者の要望で原作者が書いたことを記述するということを事前に日テレに話しているが、日テレ側はそれを把握していたが個人のSNSだから止める権利はないという認識で止めなかった。

日テレは脚本家と契約書を締結していなかったので、それもあって止められなかったようです。


とにかく日テレのやり方がダメすぎる。