起立性調節障害を発症して10ヶ月の中2息子。

重症で学校はずっと欠席しています。   

平均起床時刻は9:30くらい。

この体調のままでは朝からの全日制高校への進学は難しいかもしれず、ならば別の選択肢として、昼から授業が始まるコースがある昼夜間定時制高校が検討対象になるのかなと思います。

昼夜間定時制高校の個別相談で卒業率をおたずねすると、約8割くらいのよう。
細かいところまではお聞きできませんが、中学時代になんらかの不登校を経験し、高校へ進学しても顕著な改善がみられないまま出席日数が足りないなどの理由で卒業に至れない、などのケースが想定されるようです。

ODの重症の体調では進学できたとしても規定の出席日数を達成するのは難いかもしれないですが、ODの症状が月日とともに重症から軽症へ推移するケースもあるので、なんとも先のことはわかりません。

ODは重症度や回復時期の個人差が非常に大きく、社会復帰まで数ヶ月の方から10年以上治療し続けている方もいらっしゃるので先のことは全くわかりません。

昼夜間定時制高校の個別相談で、欠席日数と単位取得についてお伺いしていると、半期履修制度のある学校がいくつかあることを知りました。

前期と後期の二期制で、前期に規定以上の日数を欠席してしまい、前期の単位を落としてしまっても、後期は規定以内の欠席日数なら、年間の半分の例えば1単位を単位認定してもらえる、という仕組みだそうです。

例えば、春から夏にかけての前期は体調が悪くて欠席が多くなってしまっても、秋から冬にかけては体調がまあまあで欠席がほとんどなかった、といった感じで、季節により体調が変化しやすいODっ子にとって、半期履修制度のある学校はありがたいなと思いました。

半期履修制度は一部の学校にある制度のようですので、学校ごとによく確認された方がいいです。

体調の回復過程と、学校の制度がうまくマッチングできるといいなと思います。

こうやって1校ずつ学校説明会や個別相談でじっくりお話をお伺いする中で、知らなかった仕組みを発見しています。


ODっ子や保護者の方が、本人の体調に見合った進路探し活動を独自にされるのは、なかなか容易ではないなーと思います。