2017年8月27日(SUN)サニーデイ・サービスの野音ライブの出来事について書きたいと思います。
前回のブログでサニーデイのライブに対するおもいを偉そうにだらだらと書き綴ったのですが、結果、その全てがどうでもいいと思えるような素晴らしいライブでした。最初から最後まで。やっぱり自分が間違っていたんだなと感じました。
半年くらい前のライブの告知を見てからずっとこの日を楽しみにしていたのですが、当日は緊張のあまり持病の出不精が発症し開場時間を過ぎて会場に着き、そのまま長蛇の物販列に並びタオルとTシャツを購入した後にトイレに入ったところで場内歓声が湧きそのまま演奏が始まりました。サニーデイ・サービス18年振りの野音、記念すべき1曲目は『今日を生きよう』でした。僕は生まれて初めて用を足しながら泣きそうになりました。その後何も知らないふりをして足早に席に向かい何も知らないふりをして「すみません」と言い席につきました。
続けて『素敵じゃないか』を演りまして、この曲は聴き方によっていろんな解釈ができる曲で、歌詞についてはぜひお手元のスマートフォンでググっていただければすぐに確認できると思いますが、聴けば聴くほど考察すればするほどいろんな場面を想像してしまう素晴らしい曲ですが、僕の聴き方はそんな事よりも、毎日毎日不安な事は付きまとって本当にこれでいいのだろうかと自信を失ったりしてるけど「そんな状態でもそれはそれで素敵じゃないか」と今の自分を肯定してくれるような気がして誰かに『素敵じゃないか』そう言ってもらえるだけですごく救われた気分になるわけでして、なのでこの日の『今日を生きよう』の後の後悔と不安の中で「素敵じゃないか」という言葉がそしてこの限られた時間と空間の中で僕らだけは夢を見ていようじゃないか、とそう言われているような気がしまして最初の2曲の時点で正に全俺が泣き胸がいっぱいになり救われてしまったわけです。
そういう事なのか何なのかその日は『愛し合い 感じ合い 眠り合う』も『魔法』も演りませんでした。
また、僕の右隣にカップルが座っておりまして、彼女の方が全く興味がないようでライブが始まっても携帯をいじっていたり彼氏の肩に寄りかかったり過ごすのですが、どうやっても退屈なようで彼氏を残して途中で席を立ってどこかへ行ってしまい結局そのまま最後まで帰って来ることはありませんでした。
もし自分が彼氏の立場だったら、相手を間違えたかなと思うのだろうか。。中途半端に帰って来なかった彼女とそのまま最後までライブを楽しんだ男、それはそれで他人から見るとなんかいいなと感じました。
夏の日の17時から始まったライブ、夕方の何とも言えない空模様と辺りで鳴く蝉の音、気だるい暑さのない空間。徐々に辺りが暗くなってくる
中盤あたりで『海へ出た夏の旅(~それから)』を演りまして、その日朝から海に遊びに行っているとちょうど帰る支度をし始める時間帯で、この日は全て計算されていたんじゃないかと思うほど会場の雰囲気と曲がマッチしているような不思議な体験だったんですけれども、この曲の最後に歌詞を足していましして、ここでは敢えて記載しませんが、これまた意味深でとっても素敵な歌詞でした。行けなかった方もDVDでぜひ確認してみていただければ。曲名も(~再び)ではなくて(~それから)になっているところがいいですね。
なんか誰にもわからないようにそっとこんな事をするのもすごいなぁとやっぱりすごいなぁとボキャブラリーがないので適切な言葉が思い浮かびませんが、すごいなぁという感じですね。
24時のブルースから週末への流れも素晴らしかったですね。週末はホント好きですね。まあ皆さん好きな曲だと思うんですけれど。ああいう野外の会場で曽我部さんのしっとりした声はとても芸術的。好きです。
最後の『海岸行き』も良かったですねぇ。なんか海岸行きを歌う曽我部壁さんの姿を見てるとボブ・ディランとかあとよくわからないですけれどもなんかそんな雰囲気を感じまして、あぁとりあえずあと20年くらいは大丈夫だなと思いながら観てました。勝手に。
2度目のアンコールで『胸いっぱい』を演ったんですけれども、最初からずっと座って聴いてた観客もこの頃には全員立ってPartyの最高潮のように全員のワクワクした、さっきまでの日常を全て忘れて、、、
ただ皆が好きな曲がかかって盛り上がるだけではなくって、そこにいる全員の自分の人生を肯定しようとするパワーが溢れていて、今までのそして今現在の自分の歩んで来た道は正しかったんだとみんなが叫んでいるようで、ネガティヴな塊はそう簡単には消えないんですけれども、全てを忘れて今を生きようとする力が見えたみたいで感動してずっと泣きそうでした。
前回の記事も含めて何度も書き直したり書き足したりした割りにはごちゃごちゃで纏まらない文章になりましたが、何か自分の中で消化しておかなくては体外に放出しておかなければというその部分だけで書いてみました。
元々、本も読まない何もない自分に世の中の事、音楽、哲学、生き方、珈琲、愛、孤独、すべてを教えてくれたのがサニーデイだったわけでして、僕は最近人間にとっての一番の敵は依存なのかもしれないと考えるようになりまして、なかなか難しい事ですが周りのできるところから依存というものを意識するようになりまして、サニーデイに関しても依存と言われればそうなのかもしれないですけれどもね、まあその部分は病気だと言われても今後も音源が出れば聴くしライブにも行くと思います。
まあ2年間、野音の件も4ヶ月経ってしまってますけれども、だらだら書いて来ましてちょうど書き終える時に今野音のライブのDVDが届きました。正月休みにも観てみようと思います。
