さきたま古墳群のあと
群馬の赤城神社境内にある湧き水を汲みに行ったり
岩宿遺跡横の温泉へ行ったり
埼玉から群馬へそして栃木へ移動しました。
栃木の道の駅しもつけに車中泊。
春休みなのでお客様もたくさん!
車中泊するキャンピングカーもけっこうおりました。
車中泊して翌日は
午前中に車内で通販用の似顔絵仕事をして
お昼過ぎから散策。
まずは道の駅しもつけ近くにある
下野薬師寺跡へ。
下野薬師寺は三戒壇のひとつ。
戒壇院とは
奈良時代に正式な僧、尼僧になるための
戒を授ける施設。
奈良東大寺と福岡太宰府と
東日本は栃木の下野にあります。
そんな重要な施設が栃木に!!!
5年ほど前に初めて来てとても驚いたのでした。
ほんと
古代の東日本について何にも知らなかったもんなぁ。
今では東京が関東、東日本の中心だけど
当時は群馬や栃木にかけてが
中心地だったようです。
群馬も栃木の人ももっともっとアピールしていこうぜ!
そんな下野薬師寺跡は
現在は遺跡公園として整備されています。
下野薬師寺歴史館という立派な資料館もあります。
瓦や築地塀、土器?のかけらのようなものが。
散った桜の花びらが静かに華やかさを演出してます。
東大寺の戒壇院も太宰府の戒壇院も行ったことがあるけれど
大仏や太宰府天満宮の華やかな賑わいの近くにあって
ひっそりと静かにたたずんでいるのね。
あまり人もおらず。
なんかね
こういうの
いいよね。
とても重要な施設なんだけど
人知れずひっそりと。
奈良時代の人々が
どんな思いで出家して
この施設で戒を授けられ
正式な僧になっていったか。
想いを馳せつつ
のどかな下野薬師寺を歩きましたとさ。
ほんと
ここはおすすめの歴史スポットです。