南米ペル~旅な【顔】18 氷河を眺めながらぼんやり考える | 徒然コオロギ庵~旅する似顔絵師~

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一年の半分を旅に過ごす似顔絵師コオロギの日々の雑記。趣味の古墳巡り&地質巡り&車中泊アレコレetc徒然とだらだらと書き尽くします

バスに揺られること、、8時間か9時間。。


段々と標高が高くなってきます。


もう4000m近いらしいです。




徒然コオロギ庵

山の頂に見えるは、もしや氷河!?


そして・・・手前に見えるのは昔の氷河の地形とかじゃない?


モレーン・・・とか、何だっけ。。?


大学で習ったんだけど、、あんまり覚えてないや。。む~~ん。。


ガイドさんに『glaier(氷河)?』って聞いたら『Yes,glacier!』って。


だんだん小さくなってきてるんだってさ~。



そんな氷河も臨める厳しい土地に、



徒然コオロギ庵

アルパカとかリャマがたくさん!


放牧されてるんだね~。


そして毛を刈られて、



徒然コオロギ庵

こうして売られているのです。



こんな高度の高くて空気の薄い、


吹きっさらしの厳しい土地で生きている人々。


・・・なぜ??


なぜもっと楽に生きないの??


愚問なんだろうけどね、、ついつい思ってしまいます。



しかしよく考えてみると、、


自然に伸びる牧草、それを食べるアルパカ、自然に伸びる毛、、


その毛を刈って製品にする。。


材料費ほぼ0円じゃない、、?


そして美しい氷河を望みながら生きる。。


・・・ありかも、、いや、無理かも、、アリカモ、、無理だろ。。



そんな自問自答しながらバスに揺られたのでした。



徒然コオロギ庵

チチカカ湖に近づくにつれて山から平原へ。


ガイドさんが『パンパ』って言ってたんだけど、


『パンパ』ってアルゼンチンとからへんの平原じゃなかったっけ??


もしくはスペイン語とかで『平原』を意味するのか??




なんて脳で大量に酸素を消費しながら考えていたら、


遠くに稲光!そして豪雨。。。


こんな何もない平原にバス。。


カミナリコワイ!!!



とハラハラするのもつかの間、


あっという間に雨雲はどこかへ行きました。


そーしーてーーー!



10時間のバス旅も終り、



徒然コオロギ庵

チチカカ湖到着!


・・・ん?


意外に都会だね。


つづく。