夏の暑い日 学生の私は 

いつもの様に夕方4時すぎに 

お米をとぎに 二階の自分の部屋から

一階のキッチンへ と向かう為 

階段を降りようとした時に

 階段の下に 

髪の毛の短い小柄な女性が

立っていました 

「え!?」

っと思った瞬間、

階段の壁にスーッと入っていきました。

 あまりの怖さに腰が抜けてしまい 

あわてて数段降りた階段を這うように上がり、

自分の部屋に戻りました。 

夏の4時すぎです 

昼間の様にまだ明るい時間です。

 怖くて怖くて結局、親が仕事から

帰宅するまで部屋から出られずにいました。

 夜になり 親が帰宅し話したら

 気持ち悪い 錯覚じゃないの?と。 

で 兄が帰宅し…幽霊みたいなの見た!

と話したら 半年くらい前に自分も 見たと。

 私が 兄に その小柄な髪の毛の短い

という特徴を話す前に、兄に 

「どんな人見たの?」 と聞いたら…

 髪が短い背の小さいオレンジ色の女性だったと。

 私が見たのも オレンジ色で透けていたので

 それを聞いた途端 鳥肌がたちました。

 それからも 階段を走って

トントントントン…

って駆け上がる音(きしみとは違う音です) 

上がった?と思うと 

タンスで何かを探すような音 

タンスの引き出しを開けたり閉めたりする音が

聞こえたり… 

当時 部屋にステレオ←今では ステレオなんて

言いませんが ステレオのリモコンは 

私のベッドの棚に置いてあるのに、

勝手に ステレオの音量が回りはじめ、

大音量にガーっと鳴ったり… 

色々あり、お祓いしてもらいましたが 

その甲斐なく変わりませんでした。 

実家は 持ち家でしたが 色々不幸があり、

結局、売りました。