自分の体験じゃ

ありませんが、

友人の父が司法書士を

やってるらしいのですが、

 その方が体験されたお話です。

 

 その方が夜遅くまで、

書類の制作をしていたそうです。

しかし連日ほぼ徹夜。

耐えられなくなりウトウト

してたそうです。

 はっと気付くと

夜中の3時を少し回ってる。

これじゃいかんと思い、

トイレで用を足してから

仕事を再開しようと

トイレへ行ったそうです。

 

しかし小便をしていると、

トイレの外から若い

男女の声がざわざわと……

 

 元々その方は幽霊系は

かなり信じていたみたいで、 

「やば、出たか!」 

と思い、

気配を消しながら

こっそりトイレを出たそうです。

 

 で、気づかれないよう

四つんばいになって、

その声の真後ろまで

行ったそうです。 

 

相手は4人の男女。

足はあったが透けてたと

言ってました。 

その幽霊たちは 

「なあ、この登記法わかるか?」 

「わかるわけないでしょ。

こんなの手伝うなんて無茶よ」 

「でもなぁ……疲れてそうだしなぁ」

 などと話している様子。

 

つまり幽霊たちは

仕事の手伝いをしてくれようと

してたみたいなんです。 

 

でも司法書士。

難関中の難関資格です。

幽霊とはいえ素人には

出来なかったみたいで、

デスクのメモ帳に

何か書き残して消えたそうです。

 

 びっくりしてメモ帳を読むと 

「すみません。

法律なんてわからないです」

 とだけ書かれていたそうです。