私は、本当に見たことがあります。20歳の時にはっきりと見ました。
一度だけです。私は普通の凡人です。
それは、栃木県小山市に当時あったカ○○ンと言う。店の中です。
状況は、夕刻、調理場担当の知人と私の二人だけがその中にいました。
調理場はホールの奥にあり、入り口はカーテンで仕切られていました。
私たちは調理場にいて、開店前のホールにはまだ誰もいませんでした。
調理場の壁には10㎝四方位の小窓というか、調理場からホールを覗けるように四角い穴が開けられていました。
私が、何気なく(何も感じたわけではなく)その小窓からホールを覗いたら、
何もない右手の壁の中から、スゥーっと男性が出て来て一直線にまた、スゥっと反対側の壁の中に消えて行きました。
はっきりと見ました。
移動の仕方が人間が歩いているように全く揺れず、直立のまま見向きもせず平行に移動して行きました 速度は成人男性が歩く位の速さでした。
姿は普通の格好です。ただ人間のような存在感がない感じでした。
立体感がない、原寸大ですが遠くの風景のような感じ、 ホールは二階にあります。
壁の外は地上ではありません。 霊は、私の存在に全く気が付いていませんでした。
私は、エッッっと思いましたが、怖さは全く感じませんでした。 霊と言うか、死後の世界は存在するのかもしれません。
それから、深く考えました。 私が見たものは、いったいなんだったのか。
見間違いではありません。2 、3秒ははっきりと見ました。
入り口のドアがひとつ、それ以外は窓ひとつ無い空間です。
その話を、そこのスタッフに話した時、誰にも驚かれたり、疑われたりしませんでした。
「ここでるんだよ。」
その一言で終わりでした。