昔の職場で、誰もいない隣の部屋から時々カチャカチャと物音がしていました。

先輩と自分は気味が悪かったのでできるだけ残業で遅くならない様に頑張って早く仕事を片付けていました。

しかしある日、作業机で作業をしていると突然強烈な寒気がしました。

ふと廊下を見ると、隣の部屋に向かうドアの左下の部分に

真っ白な女性のはだしの足が移動していくのが見えました。

放心状態の私に先輩が声をかけて私が我に返った所で何を見たのかその旨を話すと「急いで帰ろう、支度しな。」と。

あの日は、2人で速攻で帰りました。

以前も、作業中誰かの気配があったり視線を感じたりと見えたその時まで伏線はかなりありました。

今思うとあそこにはなにかありましたね。