小野間の家系の事もわかり、その日の夜はお不動さんやおじいとのんびり話して過ごした(ちなみに武将さんは清正父の兄でした。叔父さんってことですね)







やっと終わったと思った翌日







朝早くに目が覚め、キッチンで煙草を吸ってるとおじいが遠くでみてる






菊池の龍神さんもピッタリと自分の真後ろにいて顔の真横からじっと見てる







寝起き早々謎の無言の圧力…







「え、何?」と聞いても誰も何も答えてくれないので、自分でやれって事かと思いみてみることに。








「俺は俺でいたい」





と、染の見た目の蛇さんが僕に話してきた






なんと強い俺様軸…!







この言葉を聞いて染が生きてた頃の映像を思い出した






女性に「染さん、こういう髪型が似合うと思うよ」と言われた時に







「僕は僕でこれが良いと思いしている事なのに、どうしてわかってくれないんだろう。



人と話すといつも暗い気持ちになる」






口には出さず嫌な気持ちになってた染の姿






わかってくれる人を探してた頃の染だ






何故この映像が??






急な状況に追いついていなかった僕は、染と蛇さんが合体した今の自分をちゃんとみることにした






染はもう蛇さん主体になった、今までの染はいない






そんな感じがした。







染は真面目で繊細なので僕も限りなく気をつかっていた





僕が全然平気でも、染が傷ついたり嫌な思いをしてたから





そして人に対しても僕が気を使えず間違えた対応をした時は「ヤス!」と、怒ってくるくらい真面目







蛇さんは繊細のせの字もないような




人の事など気にしない真逆の俺様道しか歩かないタイプ







そんな真逆な2人が合体して「俺は俺でいたい」と







なにその難しいクイズ…








あ!染の生き方はもうやめて、蛇さんの生き方を許可しろって事か驚き







と、唐突に意味がわかったので(文章にするとこの流れも意味わからんけど本当にこんな感じ)






「許可しましょう!」と染蛇さんに話した






僕は僕で「もう気をつかわなくていいんだ」と肩の荷がおりたような感覚だった







最近、かわいいものを買おうとするととめられていたのはこれだったのかな





染はかわいいのが好きだけど蛇さんはシンプル、綺麗め、ゴージャスな感じが好きだから





服も染ではなく蛇さんが選ぶようになった




いや、染なんだけど…




まだ慣れないなぁ…昇天