本日もご訪問ありがとうございます。
退院後すぐ1回目の造影CT。
結果は肝転移9個。
また傍大動脈リンパ節への転移。
そして抗がん剤スタート。
オキサリプラチン、ゼローダ、アバスチン。
2024年3月の事です。
以前書いた通りです。
今回は退院後2度目のCT。
2024年6月。
肝転移した病巣は全体が少し
小さくなっているものの
個数は変わらず。
傍大動脈リンパ節は小さくなっている。
しかし悪いニュース。
1回目のCTの時より
縦隔リンパ節が小さくなったと。
つまり縦隔リンパ節にも転移して
いたのではないかとの疑いあり。
かなりショック。
肝転移のみならず複数のリンパ節への
転移とは。
これはもう寛解なんてほど遠いな。
ある程度覚悟を決め、その上で
どれだけ長く生きられるのか?
とにかく最善を望み、
最悪に備えよう。
心臓の鼓動が早くなり、そして
吐き気を催しべそべそ涙しながらも
頭が忙しく回転し始めました。
まず考えたのは家族のこと。
妻や息子、娘。
彼らが第一番。
残せるものはできるだけ残したい。
そして社員さんや協力会社さん。
社員さんはもちろん協力会社さんの中には
私の会社の売り上げがほとんどという
会社さんもあります。
リーマンショックのおり
私の会社が傾きかけた時に
皆さん一丸となって支えてくれた方に
でけるだけ恩返ししなければ……。
そう、恩返ししなければ男がすたる。
(笑笑、メッチャクチャ古い表現ですねー。
でもその時の私はとにかく本気モード。)
そのためにはできるだけ私が
長生きしなければ……。
そしてイザとなった時皆さんに
迷惑がかからないのようにしなければ。
このまま標準治療だけならば
余命の中央値はそれほど長くは
ありません。
ここはいろいろ治療法を模索するべく
まずはセカンドオピニオンを決意しました。
そして念の為、私に万が一が
あったとき会社の精算まで考えて
懇意の弁護士、顧問税理士そして
金融機関に病気を打ち明け事後を
託さなければ…。
幸い一時期の不況を乗り越え、
会社は資産超過。
借入金も現預金の範囲で返済できる。
少なくとも周りに迷惑をかけないで
済みそう。
また会社継続のことも考えて
次期社長に妹になってもらえるよう
お願いしなければ…。
うん、とにかくやれる事はやっておこう!
本日も最後までお読み下さり
誠にありがとうございました。