その話題を話すのは辛すぎる。


まだ、1年と6カ月しか経ってないのよ。


思い出を語るにはまだ、傷が癒えていないの。


あなたと話すと傷口が開いてとても辛い。


傷口がパックリ開いて大量に血が噴き出す。


その傷口に塩と酢とワサビとカラシとタバスコをすり込まれてるみたい。


痛みが止まらない。



わかってる、あなたも辛いんだって。


でも、いまはあなたを受け止めてあげる余裕が私にはないの。


毎日、あの子を思い出さない日は、ない。


あの子を思い出して涙しない日はない。


あの時、私が死んでいたら今頃あの子はまだ、生きていたかもしれない。

そう思わずにいられない。


毎日、自分を責めて生きてる。


あの時こうしていたら・・・・後悔の毎日。


それでも、生きていかなきゃならない。息子のためにも。


だからお願いだから、あの子を話題に出すのは止めて?


『生きていたら今年、成人式なのにね~。』


みんな心の中で思ってるよ。


あの子が生きていたら・・・・って


誰も相槌も返さないでしょう?


それはね、みんなその話題が辛いから。


同じ『母』として、『親』として、子供を亡くす痛みを考えてほしい。


私はいつもあなたの言葉に傷つけられている。


だから、会いたくないと思ってしまうの。ごめんね。


いまは、あなたの暴言に耐えられない。


いまは、もう頑張れない。


言っても聴いてくれない事はわかってる。


だから、距離をおくしかないんだよ。


あなたのそばにいるだけで死にたくなってしまう。


ごめんね。いまはまだ死ねないよ。


息子のために生きていかなくちゃ。




励ましてくれなくていい。


一緒に悲しんでくれなくてもいい。


ただ、もう何も言わないでいて。


ただただ、それだけ。


もう、あなたには他になにも望まない。


ただ、それだけ。


切実にただ、ただ、それだけ。