地震のこと | YunJae in this world, All's right with the world.
私は関東在住でいま新宿の高層ビルに勤めています。

勤務階は27F。

いままで経験したことのない揺れを感じ、避難訓練以外ではじめて机の下に隠れました。
上層階だったので揺れが大きかったこともあると思いますが
横揺れがひどくまっすぐ歩けない状態で、船に乗っているようでした。

揺れはかなり長く続きました。
地震には慣れていますが、これは本当に大変なことでは感じました。

会社の休憩室にはテレビがあるのですぐに情報を得ることができましたが、
携帯電話はすでにつながらなくなっていました。
メールは送受信できましたが、タイムラグがありました。

家族の安否はしばらくして確認できました。

余震も続いていましたのでなかなか落ち着かず、
会社からは待機の指示が出ていました。

16時過ぎに徒歩で帰宅可能な人には帰宅許可が出ましたが
私をはじめ多くの人はなんらかの交通機関を使用しているため
とりあえず待機の状態でした。

首都圏の交通機関はほとんどがストップし、
復旧の見込みはまったく立たない状況でした。

私は交通機関が復旧するまで
職場の人たちと会社で待機することにしました。
そのときにはどうなるかわからなかったため
会社に泊まり込みのつもりでいました。

おなかが空いてがまんできず
27Fから階段で下に降り、買い物に行きました。
(エレベーターは当然停止。
上りのつらさは想像を絶するもので、途中で何度か断念しそうになりました。)

近所のコンビニはおにぎり、お弁当、カップラーメン、携帯の簡易充電器などは売り切れ。
3軒目でカップスープや春雨スープ、お菓子を買うことができました。

街には人があふれ、コンビニも混雑していましたが
みな落ち着いていました。

都内は停電もなく、それほど大きな被害がなかったからだと思います。
店も問題なく営業していました。


こういう場合都心が抱える一番の問題は帰宅困難者です。

私もまさにその一人でした。
歩いて帰るのはとても無理なので待つしかありませんでした。
ただし、私の場合は会社で待機することができましたし、
食料も手に入れることができました。
暖房はなかったかもしれないですが寒くはなかったです。
テレビやスマホで常に情報に接していましたので
不安はありませんでした。
職場の人たちもほとんどいっしょでした。

21時ごろ?から私鉄がぼつぼつ復旧し始め、
帰る人も出てきました。
(JRは終日運休を早々に発表していました。)

私が使っている私鉄はなかなか復旧せず
これはやはり会社泊かと思っていたところに
会社からの交通情報として運転再開の連絡がきました。
0時くらいだったかと思います。

もうひとり同じ電車を使っている人がいるので
いっしょにすぐ駅へ向かいました。

混雑していて乗れるまでに時間がかかるかもしれないという恐れもありましたが
とりあえず状況を確認したかったので。

駅では先に復旧した別の線に乗ろうとする人が長い列を作っていました。
デパートと改札がつながっている場所ですが
その周りには疲れ切って座って眠っている人もたくさんいました。

行くところがなければ自分もこうするしかなかったと思うと
会社にいることができた自分の幸運に感謝しました。
そして、いまなにが起きているのかが身に染みてわかった気がしました。

私が乗る電車のホームはほとんど混雑していませんでした。
普段のラッシュ時程度でした。
すこし待って乗りましたが、奇跡的に座ることができました。
車内も想像していたよりはずっと人が少なかったです。
いつもの帰宅時間のほうが多い気がするくらいでした。

電車はスピードを半分程度に落として運行しているとのことで
事実いつもの倍かかりました。
一度乗り換えなければいけないのですが
そこで接続の電車がなかなか来ず、来ても時間待ちで出発せず
そのときが一番つらかったかもしれないです。
(それでもそこで働く方々は前日から不眠不休で復旧に注力してくれていたのです。
本当にありがたいことです。日本はきちんとしたすごい国ですよ。本当にそう思います。)

午前3時を過ぎていましたのでかなり冷え込んでいました。
夜中から明け方はまだまだ寒さ厳しかったです。

そのときツイッターのフォロアーさんの
海外のユンジェペンさんからステキなユンジェ画像が届きました。


YunJae in this world, All's right with the world.


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心があたたかくなりました。
その方がどういう思いでそのときに送ってくれたのかはわからないけど
とてもうれしかった。



ほかにもたくさんのフォロアーさんから
励ましとご心配をいただきました。
本当にうれしかったです。
ありがとうございました。



ひとりではない。
自分を心配してくれる人が、思ってくれる人がいる。
どこかでだれかとつながっている。


それがわかるだけでいいんですね。



0:45に出発して結局家には午前4時に帰り着きました。
家族がお風呂を沸かしておいてくれたのでさっぱりしてから寝ました。

あたたかいお風呂に入って
自分のベッドであたたかくして眠れる。

それがどれだけ幸せなことなのか。
こんなときでなければ気が付かないことですね。



地震による大きな被害は
私自身、家族、家ともほとんどありませんでした。
余震もいまは感じません。


朝起きてニュースで被害状況を知るにつれ
自分もその一端にかかわった身として
深い悲しみに襲われます。


亡くなられたみなさまに哀悼の意を捧げ
被災されたみなさまが一刻も早く日常生活に戻れることをお祈りしています。


いまできることとして募金をしました。
インターネットでできます。
大手ニュースサイトなどで行っています。
街頭などでするのでももちろんいいと思いますが
ネットが使える方は大手サイトが主催しているものが確実、安全でいいと思いますよ。



このブログへ遊びに来てくださる方のなかにも
被害にあわれた方がいるでしょうか。
たくさんの人がみなさんを思っています。
そのことを心に留めておいてください。


2011.3.12