冷静と情熱の間を目指す | YunJae in this world, All's right with the world.
*長い記事になりましたので、そのつもりでお願いします。つか、書くのに頭使いすぎて疲れたわー


いつも読ませていただいているブログの記事で、私好みのものがあったので紹介させてもらいますね。


ブログはこちらです → TVXQ-MINE ~東方神起鉱山へようこそ~

おもしろかった記事はこちら → 日訳:[JYJ] アメリカのファンが語るJYJ

*ブログの管理人さんの「すーくす」さんは、カナダにお住まいの日本人の方だそうです。
よく、英語で出てくる情報の日本語訳をしてくださっています。
それもありがたいことですし、私は記事におけるすーくすさんのセンスも好きで、
いつも楽しみに読ませていただいてるブログのひとつです。





さて記事では、YTにアップされたアメリカ人ファンのJYJ評を
管理人のすーくすさんがかいつまんで訳してくださっていますが、
まずちょいと動画を見てみましょう。


ものすごいマシンガントークです

意味もわからないのにおもしろくてにやにやします。


立て板に水、いや、水どころか激流ですね。
英語なら Your toungue runs nineteen to the dozen.(12語で済むところを19語でまくしたてる)

って、アメリカ人ならふつーだったり?このスピード。



で、その爆裂トークで語られていることですけど、
(訳からすると)辛辣でありながら、ごく冷静でいい意見だなーと私は思いました。

納得できるところ、賛同できるところが多くて、胸がすっとしました。



私はこういう「批評」が聞きたかったんです。




いま、5人に関して自分の意見を忌憚なく言うことは、
発言者がどれだけ冷静で客観的であったとしても
「批評」でなく「批判」と受け取られることが多いと思います。

どこへ重点を置くこともなく、限りなく第三者として意見することは
とてもむずかしいですから。


そして日本や韓国のファンには、そうすることがさらにむずかしい。


私たちは、他の国のファンに比べ、心情的に5人に非常に近い所にいると思うからです。
彼らを家族のように感じる傾向が強いですよね。

とてもウェットなんです。
母親みたいなんです。



すこし前に、韓国カシオペアの「11月のJYJコンサートチケット代金についての意見・批判への反論(わかりずらっ)」を読んだ時に、
モンスターペアレントみたいだなと思ったのです。
論理的でなかったわけではないのですが、なんだかかみつかれそうな雰囲気がありました。

そういうわけで、私がその反論からわかったことは
とにかく、この子たちはなんとしてもJYJを守りたいんだなということでした。



しかしこれは、訴訟が起こってから延々とくり返されてきたことですよね。


ファンが、あたかも5人の代弁者のようにふるまい、
自分のお気に入りのメンバーを擁護する。
”敵”を攻撃することで、愛する子の正当性を主張する。

「うちの子はぜったいに悪くない。ぜんぶ向こうが悪いのよ。」





こんなこと、もういいかげんうんざり。




私たち、もう、母親をやめてもいいんじゃないですか。


ただのファンとして、アーティストである彼らとの間にある一定の適切な距離を保ち、
アーティストとしての彼らを尊重し、応援していくという気持ちを持っていくべきなんじゃないですか。





こんな状況でも一生懸命頑張っている、その姿に心打たれる。


こういう思いは愛にあふれた美しいもののように思えるかもしれないですが、実は、
「あなたがそこにいてくれたらそれでいいの。作品の良しあしは二の次よ。」という
プロのアーティストに対して非常に失礼な一面を含んでやしませんか。



プロは作品で評価されなければいけないはずです。
それはプロであるその人自身が心に刻み、望んでいることです。


5人だって当然そのように思っています。(思っていてほしいです。)



(JYJの場合なら)蟹江だかカニエだかをありがたがらせようとする背景
それに乗っかって騒ぐマスコミのことはひとまずほおっておいて、
出来上がってきた楽曲をちゃんと聴き、

この歌は好き。これは嫌い。
このパフォーマンスはいい。これはちょっと気に入らない。


自分の感性で判断し、「批評」する。



それがファンのすることだし
本来、アーティストが私たちに求めているのもそこじゃないですか。



いいよいいよ。なんでもいいよ。
あなたを愛しているからなんでもいいの。


私から発せられる言葉が
それだけだとしたら、
耳障りがよくてなぐさめにはなると思いますけど、
アーティストとしての成長にはなんの役にも立ちませんよね。



逆に、作品以外で見せる行動が気に入らないから、
作品にマイナス評価を与えるというのもフェアでないですよね。




ちなみに私はJYJの今回のアルバムは高い評価をしていません。
理由は以前にすこし書きましたが、
英語の発音が気になって、私には歌のよさが伝わってこなかったから。
また、JYJに対して、私が求めているものとは違ったからです。

次回以降、えらそうな私がぐうの音も出ないような作品を期待します。
(この言い方がえらそうなんだよな)





アーティストである彼らのFaith(信念)の根幹は

「いい作品を作り、提供すること」

のはずです。



私たちはその一点だけに期待し、見つめていけばいい。






ファンとして
冷静である部分と情熱的である部分のバランスをうまく取っていきけたらいいと思います。


期待値の高さからアルバムを予約して買う、という情熱があったとしても
作品は冷静に評価したい。

そんなことです。






彼らはいつも言います。


これからももっと努力します。
みなさんにいい歌を届けます。
いいパフォーマンスを見せます。
期待してください。応援してください。




もちろん応援します。
いい歌を聴かせてくれ、いいパフォーマンスを見せてくれる限り。