誇りをもって 埃制して

てるおですけど、何か?

わが社が担当させて頂いている夜勤現場が、今年で開店13年目を迎える。

わしが任されるようになってからは、6年ほど経つのかな?

最初はついていくことで精いっぱいで
ただただ、働いていたが、
この現場も、働きゃ働いた分だけ、
「もっとこうした方が良い」とか、
「ここまで綺麗にしよう」とか、
思うことが増えていって、
パートさんにも、それにこたえてもらう様
色々と意見させてもらった。

「あと入りのくせに」感が最初は強く、
お願いしても「そこまではできませんよ」とか、
「社長なんだったら、全部できなきゃいけんのじゃない?」
とか、「一応社長でしょ?」とか
心無い言葉を投げてくるパートさんもいたんですよ。

それでも、

「わしがオープニングからやってたとしたら、もっとできるし」という
何の根拠もない自信で、踏ん張った。

とにかく、最初の頃は、
うちが雇ってる外注の業者さんが、
はばを利かせていて、
「会長の言うことは聞くが、社長の言うことは聞けませんね」
と、あからさまな態度で働いていた。

酷かったんですよ、陰湿さが。

「この洗剤や道具を使わにゃいけん理由をレポート出しんさい」と
勘違い発言をし始めたり(笑)

今となったらおかしい話である(笑)
「おたく何様?」である。

出しましたけどね。
原価率や、その道具を使うことの利点や、効率的な使用方法等を
長々と作成して、パートさん全員の前で、

「こういうことを求められたので、説明します」と発表もした。

とあるときに、その外注さんが
うちの女性パートさんを内緒で自分の会社に引き抜こうとしていることが発覚したり、
「自分の現場が忙しいから」という理由でシフトに平気で穴をあけたり、
うちの仕事をちょっと見下したり…
(過去にうちの社員として雇っていた時期があったらあしい…わしが広島に来るずっと前に)


仕事をしっかり覚えるまで、3年間は黙っておこうと自分で決めていたので、
ずっと黙認していたが、
3年後、流石に黙っていられなくなって、
うちの社員を間に挟んで(大喧嘩にならないように仲裁役として)
思いのたけを全て伝えた。

会社の社長同士の話し合いとして
キッパリ言わせてもらった。

「ここはうちの現場なので、わしがルールです」と。

仕事ももう、誰よりも丁寧に早く綺麗にこなせるようになったというのも
言い切れる自信につながったと思う。

結果辞めていきましたけど、
血の入れ替えをする為に、新たにパートさんを募集し、
その外注に頼らずすむ人財が入社してくれた。

ぎりぎりの人数で回すこともやめ、
現場近くの人達を多く雇うようにしたり、
様々な改革をおこなった。

元請けさんに「これだけやってます。わしらは!」と
「絶対的な自信を持てる現場にしよう」と。

「そこまでできないよ」と言っていたパートさんには、
自らやって見せて、こうすれば時間内に終わらせられるという事を
指導した。

妥協はしなかった。

年上の人が多かったが、関係なく、
年功序列の体系もやめた。
完全な実力主義。
できる人を評価すると宣言した。

ちょっとずつ、変わっていった。

今は、どこにでも
「あの現場はうちがやってます」と胸を張って言える現場となった。

パートさんもよく付いてきてくれた。
ありがたい限りである。

我々は建物のエステティシャンであるのだ。

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