
あなた
誰ですか?
てるおですけど、何か?
ああ、確かに酒が残っていたが、
聞き間違えはしていなかったさ。
「あの~、モトハシですけど、
地元の駅付近が渋滞で
やっと、地元の駅に着いたんです…
到着するのが、10時半位になってしまいます…
申し訳ありません」
俺は、
この人誰だ?と思いながら、
「はい、はい」
と聞いていた。
そして、電話は切れた。
はてはて、
10時半にモトハシさんは、どこに向かってたのだろうか?
きっと
「何遅れてんだよ!連絡もしないで!」
と怒られることだろう。
そして、
モトハシさんは、
「いや、連絡入れましたけど…」
と
言い訳することだろう。
そのやり取りがどこで行われるのか
ちょっとだけ、楽しみだった。
そんなことを思いながら、
急遽
「久々にご飯でもいかがですか?」
というお誘いがあった俺は、
一昨日、昨日に引き続き
アルコールと言う海に
泳ぎに行ったのだった。