ハオルチアの実生には楽しみが沢山。
趣味家ならきっと、誰も持ってない、でも見たら誰もが羨む品種を育成したい願望があると思う。
この世界、どんなに優良品種でも人の手に渡れば増やされて世間に広まる。
誰も持って無いを望むなら、自分で作って自分1人で愛でるしか方法はないよね。
でも、そんな唯一無二の優良品種を作出するのは難しい。
ハオルチアは交配は簡単だし、色々な組み合わせも途方も無くやって来てる。
なかなかオリジナルで、尖った物は出来ないよね。
でも交配して種撒かないと絶対に入手は不可。
なので、やつがれは今年も今年とて種を蒔くのです。
確かにハオルチアの実生は楽しい。
それは間違い無いのです。
しかし、僕にとってハオルチア実生には2つの壁がある。
交配式を考えて、考え通りの交配で結実し、種を収穫すると満足しちゃう。
『ふぃー!今回もいい種取れた!』で大満足して、種を蒔くまで行かない。
あんな小さな種を交配別に分けて蒔くとか面倒くさくなっちゃうのです。
これが1つ目の壁。
2つ目の壁は、撒いて発芽させてから植え替え面倒くさい。
こんな3ミリ程度の苗を、爪楊枝を駆使して植え替えとか狂気の沙汰である。
ある程度サイズアップした苗の植え替えは楽しいよ。 ホントに。
しかし、葉っぱ2〜3枚の小苗の植え替えは罰ゲームよ。
そんな楽しさと苦痛のカオスの成れの果て。
やつがれの裏般若実生にキラリと光る苗が出来そうな予感。
裏般若は交配しても裏窓出なかったり、みんな同じ顔になったり良いイメージ無かったけど、今回は母木をコンプト系やめてみた。
裏窓できるか不安だったけど、なんとか1つは裏窓入ったみたい。
どうなるか分からんが、将来楽しみ。
、、、、、、ほら。色々と愚痴をダダ漏れさせたけど、ハオルチアの実生は楽しいのです。



