前回からの続きです。
宿泊先のカプセルホテルで、私は自分で掛けておいた
アラームで目
周りも起きている人がちらほらいたかと思います。
そこですぐに両足の感覚がいつもと違うことに気づきました。
着替えようと体を起こそうと思ったけれど、何かがおかしい
あれ???と思った時には足が動きませんでした。
まさかと戸惑いつつも、もう一度力を振り絞ったら
何とか動きましたが、まともに一歩が踏み込めない。
一瞬、歩き方を忘れてしまったかのように、
脳から歩く指令を出しても反応が遅い感じです
でもすぐにこの足の異常事態の原因がわかりましたよ。
そうです。昨日のあのガクガクした足、
あれは上り坂を歩いた後遺症だったのでした…
調子に乗ってホイホイ先へ先へと登ったため、
膝あたりに相当な負担を掛けていたのですね。
上の段で寝ていた私は、何とかふらふらと梯子を用心深く
降りましたが、足を上げることが全くできず、
でもゆっくりと足をかばいながらであれば歩けないこともないので
昼前に出発する横浜行きの高速バスに乗るためにホテルを出ること
もうどこにも行けるような状態ではなかったけれど、
宿泊先近くにあるベーグル屋さんには絶対に行きたかったので
(ホテルから近くだったから行けたようなもの)、
おいしそうなお惣菜入りのベーグルをいくつか購入し、
あとはバスの発着所に向かったのではないかと記憶しています。
↑朝早くの開店と同時に店内はすぐに人で埋ま
小さな歩幅でよろよろと歩きながらもベーグルは死守!
食べることには命を懸けます!
でもバスの時間には早すぎたから適当なところに腰を掛け、
乗り降りする乗客をただぼけ~っと眺めているだけでした。
まともに歩けないのが何となく不格好で恥ずかしくてね。
そのうちお腹もすいてきたから
購入したベーグルを食べることにしました。
これが絶品のお味で、今まで食べたベーグルの中で一番といっても
過言ではないと今でも思っています
あまりの美味しさに複雑な気持ちもだいぶ落ち着きましたが、
食後も手持無沙汰で相変わらず暇でした。
屋外で、それも人の行きかう環境の中では
どう考えても食べる場所としては相応しくなかったけれど、
とても美味しくて思い出に残る京都のお味でしたよ。
ご紹介しておきますと、京都市のビジネス街にある『Flip up!』
という名前の人気店です(画像の写真はお店のベーグルではありません)。
実は京都って美味しいパン屋さんがたくさん揃っている激戦区なんですよね。
次回に続きます。