三谷発人形劇 | 心はいつも銀の燭台

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色とりどりのビー玉をガラス瓶に一個づつ。日常の小さなキラキラを書き溜めていくニュートラルダイアリー。

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40代前後の方なら誰しも平日夕方のNHKの人形劇を見たことがあるはず。

私も里見八犬伝、真田幸村の話(題名を忘れてる)、プリンプリン物語などなど。

ひょっこりひょうたん島は大人になってから再放送で見たかな。


私にとっては、

母が食事を作っている間に見ていたこの、NHK人形劇~テレビ東京の輸入アニメ(ラムジ~ラムジ~かわいこちゃん音譜とか、チキチキマシン猛レースとか、妖怪人間べムベルべラ?とか)。


淡い記憶の中で、


畳の部屋にゴロゴロ寝転がって、

台所からかすかに感じる、

だんだん出来てくる夕食の匂いと食器の音と、

そして、テレビの中の現実離れした、

摩訶不思議で、

ファンタジックな世界との融合は、


なんともいえない、


まさに、私の子ども時代の至福の時間だった。



なので、小5の息子を日〇研に通わせることになったとき、

あの至福のゴールデンタイムを送ることのできない息子を、

本当に不憫に思い、


そして、

その至福の時間を我が子から平然と奪う冷酷無慈悲な母親として、

自分を極悪非道な『鬼野郎』だと思った。


(まぁ、そんな親の気持ちを見事に感じ取ってくれてしまった息子は、

5年生の1年間だけでそんな塾生活とはオサラバしたのであったのですが。)



そんな人形劇が、三谷幸喜脚色のもと、帰ってまいりましたよ
クラッカー


先週月曜から始まったのですが、

小4の末娘は、月~金の毎日欠かさず見ております。

テニスやらアトリエやらで見れない曜日は、もちろん録画して。




40代前後の皆さんは知っている、

この、「録画」やら「携帯電話」やらが当たり前に存在しなかった時代、

今思えば、なかなか不便でしたが、

でも、

「録画」が出来ないから、6時までには必ず家に帰り、テレビに向かう。とか、

「携帯」がないから、必ず、翌日の待ち合わせ時間などを、前日のうちに話し合い、

待ち合わせにはなるべく遅刻しないようにする。とか、


「携帯」がないから、友達のおうちに電話するときは必ず夜の9時までに、

「〇〇さんのお宅ですか?夜分にすみません。〇〇ですが、〇〇ちゃんいらっしゃいますか?」

という慣れない敬語を使い、

「あら、〇〇ちゃん元気?うちの子、ちゃんとやってる?よろしくね。」

などと相手のお母様の明るい声も聞きながら、

その子のおうちの団欒やテレビの音が電話口に聞こえたり。とか。




そんな当たり前のシンプルな行動が、

当たり前に出来ていた時代が、ありましたね。


おっと、話は、人形劇に。

大人の方も必見です。


お人形が、木目を上手く使った木彫りの人形で、

一週間みていたら、

完全に『生きて』、つまり、命が吹き込まれて、いきいきとしてきました。


三銃士のお話も奥が深くて面白く、


是非是非、「録画」してでも、見たほうが良いかと。

三谷幸喜のマワシモノのようですが。


はい、まわしものです。