私¥1,470
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作家、絲山 秋子氏は、私と同い年。
「もし、自分がもうひとりいたら・・・」と考えたとき、
この人が浮かぶ。
そんな彼女が、2年かけて、月一回、一人キャンプを実践し、(費用は自腹ってところが
)その記録を書いたエッセイがこれ。
いやぁ、さすが、「私の分身・絲山 秋子」(勝手に命名)だけあって、
私がやりたいことを、1から10までやってくれてる。
そして、私が書きたい文章をそっくりそのまま書いてくれている。
(芥川賞作家に向かって、身の程を知れ的発言だ
)ここ一週間、あまりに無茶苦茶多忙生活を送っていたせいで、
一人キャンプの魅力が、
もう、肌に、頭に、全身に、悔しいほど、降りかかってくるぜ。
・・・というか、
もう、ここまで、100%自分以外のためだけに動いている、
全ての私利私欲に蓋をした的シスターさながらの奉仕生活が続くと、
あっぱれ分身絲山
、よくやってくれました
と、読みながら、徐々に徐々に、気持ちよ~くなってきた。
では、ひとりキャンプをしたいな~と思っている方に、
一文を紹介しませう。
「パソコンはもってきたけれどつけない。音楽もかけない、ラジオも聞かない。
たったひとりでいたいのだ。街にいたら味わえない、たったひとりを楽しみたい。
空は淡いばら色になった。こんなにゆっくり空を見るのは久しぶりだ。
七輪の火はいつおこそう。ランタンはいつ点けよう。わくわくする夜がやってくる。
怖くはない。怖いのは、死体を埋めにくる人間や、ウソばかりつく自分自身であって闇じゃない。
もう息が白い。
背後の闇はどんどん深くなっていく。」
もちろん、
食物は、カレーとかじゃないですよ。子供会のキャンプじゃないんだから。
ワインと骨付きラム肉とか、
日本酒と七輪で焼くイワナとか。
下仁田ネギと、しいたけとか。
そしてそして、大事な、お水。
絲山 秋子さんは、群馬在住なので、群馬近辺の山が多いのですが、
群馬の水は、本当に美味しいらしい。
飲んでみたいなァ。
行きたいですねぇ。
臆病者の私としては、
一人は、やっぱり、どう考えても怖いので、
居ても、まったく邪魔にならない、
美味しいお酒とおつまみ好きで、
ぼそぼそしゃべって、
くくくっと、苦笑するタイプの、
楽しいお連れ希望。
しかし、いったい、
私にそんな日が来るか????
たぶん、私の分身絲山氏が、
お見合い結婚して、
舅姑と同居しながら、
細々と、地味~に、
4人の子を育てる。
それと、同じくらい、
ありえないことだな。