一人キャンプ | 心はいつも銀の燭台

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色とりどりのビー玉をガラス瓶に一個づつ。日常の小さなキラキラを書き溜めていくニュートラルダイアリー。

絲的サバイバル/絲山 秋子

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作家、絲山 秋子氏は、私と同い年。

「もし、自分がもうひとりいたら・・・」と考えたとき、

この人が浮かぶ。


そんな彼女が、2年かけて、月一回、一人キャンプを実践し、(費用は自腹ってところがグッド!

その記録を書いたエッセイがこれ。


いやぁ、さすが、「私の分身・絲山 秋子」(勝手に命名)だけあって、

私がやりたいことを、1から10までやってくれてる。

そして、私が書きたい文章をそっくりそのまま書いてくれている。

(芥川賞作家に向かって、身の程を知れ的発言だパンチ!



ここ一週間、あまりに無茶苦茶多忙生活を送っていたせいで、

一人キャンプの魅力が、

もう、肌に、頭に、全身に、悔しいほど、降りかかってくるぜ。


・・・というか、

もう、ここまで、100%自分以外のためだけに動いている、

全ての私利私欲に蓋をした的シスターさながらの奉仕生活が続くと、


あっぱれ分身絲山 旗、よくやってくれました合格と、


読みながら、徐々に徐々に、気持ちよ~くなってきた。




では、ひとりキャンプをしたいな~と思っている方に、


一文を紹介しませう。



「パソコンはもってきたけれどつけない。音楽もかけない、ラジオも聞かない。

 たったひとりでいたいのだ。街にいたら味わえない、たったひとりを楽しみたい。

  
 空は淡いばら色になった。こんなにゆっくり空を見るのは久しぶりだ。

 七輪の火はいつおこそう。ランタンはいつ点けよう。わくわくする夜がやってくる。

 
 怖くはない。怖いのは、死体を埋めにくる人間や、ウソばかりつく自分自身であって闇じゃない。


 もう息が白い。

 背後の闇はどんどん深くなっていく。」



 もちろん、


 食物は、カレーとかじゃないですよ。子供会のキャンプじゃないんだから。


 ワインと骨付きラム肉とか、


 日本酒と七輪で焼くイワナとか。


 下仁田ネギと、しいたけとか。


 そしてそして、大事な、お水。


絲山 秋子さんは、群馬在住なので、群馬近辺の山が多いのですが、


群馬の水は、本当に美味しいらしい。


飲んでみたいなァ。






 行きたいですねぇ。


 
 臆病者の私としては、


 一人は、やっぱり、どう考えても怖いので、


 居ても、まったく邪魔にならない、


 
 美味しいお酒とおつまみ好きで、


 ぼそぼそしゃべって、


 くくくっと、苦笑するタイプの、



 楽しいお連れ希望。





しかし、いったい、


私にそんな日が来るか????



たぶん、私の分身絲山氏が、

お見合い結婚して、

舅姑と同居しながら、

細々と、地味~に、

4人の子を育てる。


それと、同じくらい、


ありえないことだな。