午後3時、末娘とコンビニに行ってみた。
さとうくんがいた。
ドア越しに目が合い、挨拶をするさとうくん。
思わず中に入り、すいていたので、話をした。
修学旅行に行っていたそうだ。
ここまでは、良かった。
お調子に乗った私は、聞いてしまった。
答えは
「います」
つまり、彼女なんて、ぜったいにいないだろうと勝手に決め込んでいた私の予想はまったく外れ、
さとうくんには、彼女がいた。
どうしよう。
どうしよう。
私はどうしたらいいのだろう。
浅はかだった。
どうしよう。
娘にはいえない。
暗くて内気で
いつでも不機嫌で、
感情の起伏が乏しく、
無気力病だった
娘が、
今、こんなにも明るく、
初めて、10代の女の子らしく、
笑ったり、泣いたり、心配したりしている。
どうしよう。