今年は寒波の影響で寒い日が続いてますが、皆さん体調を崩したりしてませんか?

このような寒さの中、持病化した腰痛をお持ちの方は、大した理由もなしに腰が痛くなったり、

そうでない方でも、朝起きがけに “腰が重い・痛い” なんて事が多くなったりしますよね。
寝起きの腰痛
この時期によくあるのが、

「寝起きに腰が痛くて起き上がれなかった」とか、

「朝 顔を洗っていたら急に腰が痛くなった」

という寒い朝に感じる腰痛などのご相談…、皆さんも経験がありませんか?

布団の中で温かく寝ていたつもりでも、冷えで首・肩や腰が痛くなりやすいのが冬の朝。

寝起きに痛むようでも、“活動を始めると痛みが治まる症状” なら予防対策は色々あります。


朝 起きる時に腰が痛くなるのはなぜ?


寒さと血流
外気温が下がると、人間のカラダは体温を維持するために、皮膚や筋肉の血管を収縮して、体温を体の内部に閉じ込めようとします。

また血流量自体も、生命維持に不可欠な脳や内臓から優先的に分配され、手足や皮膚に近い表層筋への血流の分配は後回しになってしまいます…

すると、筋肉は冷えてこり固まり、肩こりや腰痛をひき起こしやすくなってしまうのです!

特に睡眠時は血液の流れも緩慢で、筋肉は酸素と栄養が十分に供給されてない状態となります。

本来なら睡眠中は筋肉の活動期ではありませんから、それくらいの血流量でも十分なのですが、こり固まって疲労した筋肉は回復力が低下しています。

そこへ、明け方の3~5時ごろに気温と体温は最も下がりますから、寝起きに腰痛などを起こしやすくなってしまうのです。


そこで、就寝前のストレッチやマッサージのオススメです!


stretch-1.jpg

夜寝る前に腰や背中を屈めてパソコンやテレビを見ていたり、床のクッションやソファーに肘をついて寝転がっていたりなど…、

長時間同じ姿勢で過ごしたままベッドに入るのではなく、一度ストレッチや体操、マッサージなどで身体をほぐしてから布団に入るようにしましょう!

疲れていると寝返りの回数が増えるのは、身体が心地良い置きどころを探しているから!

人間のカラダは睡眠時に傷ついた細胞を修復しますが、実は骨格も調整しようとしているのです。

ですから、就寝前のこり固まった姿勢のまま布団に入ってしまっては筋肉は休まりません。

就寝前にカラダをほぐしておけば、血流も適度に保たれ疲労を回復しながら休むことができるのです!(もちろん、湯船に浸かって筋肉をリラックスさせてあげるのも効果的です)

朝は1日の始まり!
肩こりや腰痛もなくスッキリと目覚めたいものですね!