コロナ禍の運動不足で、それ以前より太ってしまった、お腹まわりがちょっと気になり始めた…、なんて声が聞こえてきますが、40代、50代の方が メタボ体質になりやす生活習慣 になってしまうと、様々な病気に罹りやすくなると言われています。

特に 糖尿病高コレステロール(脂質異常症)などの生活習慣病はその傾向が強ようで、ちょっと注意が必要ですね!
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メタボと生活習慣病



生活習慣病の深刻性は、症状が無自覚なうちから徐々に動脈硬化や糖尿病を招き、やがて腎不全などの病気を発症するところです。
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これらの病気の発症には、糖や脂肪などのエネルギー代謝にかかわる体質が関与していると言われています。

これをみる指標の一つがメタボリック症候群ですね。

メタボリック症候群というのは、内臓脂肪による肥満、脂質異常、高血圧、高血糖などが2つ以上該当すると判定される症状で、この段階ではまだ病気ではありません。

そこで、健康なうちに病気になりやすい “メタボ体質” かどうかチェックすることで、生活習慣病を予防しようという呼びかけがされています。

 

 

 



病気になる前に早めの予防!
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生活習慣病の臨床医師の見解では、

「糖尿病や高コレステロール血症では、初期の積極的な治療や生活改善で一定期間症状が改善した患者さんは、その後管理が緩んだとしても、心筋梗塞などの合併症を遅らせる効果は残る」そうです。

またこれは、健康なうちから貯金することができ、糖尿病になりやすい体質の人でも若いうちから生活習慣を改善すれば、万一、発症しても合併症のリスクを下げられるとのこと…。

逆に「まだ病気じゃないから」と暴飲暴食をくり返していると、発症後、ツケがまわって急速に病気が悪化するとも言います。

 

 

 



こんな生活習慣を見直しましょう!
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体質というと、家系や遺伝を最初に思い浮かべますが、実は食事や運動習慣、飲酒・喫煙などの環境要因リスクの関与の方が大きいのです。

また、遺伝的要素を持っていたとしても生活環境を整えることで、罹患リスクを下げる事も出来るのです。

皆さんも気付かないうちにメタボ体質になってませんか? 是非、健康診断などでチェックしてみて下さいね!