今回は、ミドル&シニア世代の多くの方が感じているお膝の痛みについて、「変形性膝関節症の予防・改善トレーニング」でロコモ予防をしましょう! というお話です。

先日、お膝の痛みでお悩みの年配の方から、

「階段の上り下りや膝の曲げ伸ばしが痛くて、正座もできなくて困っちゃう…」というお話を伺いました。

整形外科を受診したところ、「変形性膝関節症」
だと言われたそうです。
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整形外科で「膝を支える太ももの筋肉を強化しなさい」と言われて、膝や太 もものトレーニングをしてるのになかなか痛みがとれないという方の中には、膝のお皿 (膝蓋骨) まわりの筋肉がトレーニング出来てなかったり、強ばったまま上 手くケアができてないケースが多く見受けられます。


そこで一つ、膝蓋骨まわりの緊張を緩めるコツをご紹介させていただきます。


膝まわりの緊張を緩めるコツ



膝蓋骨(膝のお皿の骨)のまわりを意識して力を入れてみましょう!
膝のトレーニング
たとえばよくあるお膝の運動で “脚を持ち上げるトレーニング” は、水平近くまで脚が上がらないと、膝頭は刺激されません。(><)

トレーニングをする時は、膝頭にキュッと力が入るよう意識しましょう!

膝蓋骨 (膝の皿) は、関節の保護と円滑な動きを助ける役割を担っています。

変形性膝関節症の方は、骨や軟骨が傷ついたり変形するうちに周辺の筋肉や腱も固まり、骨同士の隙間を圧迫したり、関節内にきしみや炎症をおこしやすくしてしまいます。


軟骨の負担を減らし痛みを和らげるには、膝蓋骨のまわりの筋肉の強度や柔軟性が大きな役割を担っていますので、ここが弱っていたり強ばったままでは、せっかくのトレーニングも効果が半減です!

膝頭のまわりを弛める運動やマッサージも試してみて下さいね!
膝蓋骨ストレッチ